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2026/03/06 13:30

チャーリー・プース、激辛チキンに苦戦しながら【スーパーボウル】での国歌パフォーマンスを振り返る

 米国歌「星条旗」を数百万人の前で歌うのと、激辛チキンを食べながらインタビューに応じる人気シリーズ『ホット・ワンズ』に出演するのは、どちらが難しいのか。2026年の【スーパーボウル】でその国歌を披露したチャーリー・プース自身も、まだ答えが出ていないようだ。

 現地時間2026年3月5日に公開されたエピソードに出演したプースは、ホストのショーン・エヴァンスが用意した超辛口のチキン・ウィングを食べながら質問に答えていったが、その道のりは決して楽ではなかった。質問の一つは、プースがかつて米国歌を“史上最も歌うのが難しい曲”と断言したことについてのものだった。

 フランシス・スコット・キーが作詞した国歌について彼は、「あの曲は緊張と解放の連続なんです。聴いてみてください。ずっと緊張と解放が続いて、長調と短調が交互に現れる。それになんというか、メロディーが高く舞い上がって、それを4分の4拍子に乗せると、とてもいい感じになるんです」と分析している。

 ウィングを食べ始める前の段階で、プースはすでに、「【スーパーボウル】以来、これほど緊張したことはないですよ、正直」と打ち明けていた。毎年何千万人もの視聴者が見守る【スーパーボウル】が、アーティストにとって最もプレッシャーのかかる舞台の一つであることを思えば、これは重みのある言葉だ。

 プースが「星条旗」を披露したのは現地時間2026年2月8日に行われた【第60回NFLスーパーボウル】だ。この試合ではシアトル・シーホークスがニュー・イングランド・ペイトリオッツと対戦し、29対13でシーホークスが勝利した。プレゲーム・ショーには他にも複数のアーティストが参加しており、ブランディ・カーライルが「America, the Beautiful」を、ココ・ジョーンズが「Lift Every Voice and Sing」を歌い、ベイエリア出身のグリーン・デイはヒット曲メドレーを披露した。

 高い緊張感の中で国歌を歌い終えた後、プースはXで、今回のアレンジに込めた思いを綴った。彼は、「ホイットニー・ヒューストンに敬意を表すため、アレンジはとても具体的な形で作りました。そう伝わっていたらうれしいです」と投稿し、同じニュージャージー出身のアーティストである彼女に敬意を表した。

 『ホット・ワンズ』でのトークは他にも多岐にわたった。最近AI企業Moisesのチーフ・ミュージック・オフィサーに就任したプースは、辛さが増すウィングに悪戦苦闘しながら噛んだり、げっぷをしたり、吐き出したりする場面もあった。ある時点では“不安発作”が起きそうと訴えながらも、『スポンジ・ボブ』への愛を語る一幕もあった。また、ポップ・ミュージックの未来についての考えも語っている。

 彼は、「実務的な観点から言うと、ラジオ局で流してもらうためとか、Spotifyで再生してもらうために、この曲を歌わなければならないと誰かに指図される時代がもう終わったという点が気に入っています。今は単純に、いい曲が勝つだけ。それが僕がずっと望んできたことなんです。ソンバー(sombr)のように、ボーカルにたっぷりリバーブをかけるアーティストも好きです。それに、僕の考えでは、ポップ・ミュージックはヒップホップのおかげでさらに広がっていくと思います。これまでもずっと、ヒップホップによって広がってきました。ケイティ・ペリーの“Dark Horse”だって、ジューシー・Jやスリー・6・マフィア、テネシー州メンフィス(の音楽文化)がなければ生まれていなかったはずです」と述べた。

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