2013/10/22
60年代からニューオーリンズ音楽文化とともに生きるアラン・トゥーサンの来日公演が10月22日よりビルボードライブ東京にてスタートした。
トゥーサンによるピアノ・ソロ公演とうたわれていた今回だが、直前に息子でパーカッション奏者のクレアレンス・レジナルド・トゥーサンが参加が決定、“アラン父さん”による親子セッションの実現となった。
公演初日の22日1stステージ、スパンコールのあしらわれた緑色のジャケットを羽織った父・トゥーサンがステージに登場し、あいさつがわりのピアノ・ソロでショーの幕明け。「It's A New Orleans Thing」を皮切りに前半は軽快なニューオーリンズ・ナンバーを立て続けに披露。息子・クレアレンスの控えめなパーカッションが心地よくピアノに寄り添い独自のリズムを引き立ててくれる。張りのあるエレガントな歌声も、もちろん健在だ。中盤以降はクレアレンスは一旦ステージの外へ。ニューオーリンズの名曲からクラシックまでを変幻自在に奏でる約10分間におよぶピアノ・ソロに思わずうっとりしていると、続いてのナンバーでは「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」のワンフレーズも披露、この日一番の歓声があがる。
そしてショー終盤、名曲「Southern Nights」の美しいイントロダクションが奏でられると、大きな拍手が巻き起こり、美しい河のせせらぎ、夜空に輝く星を思い描かせる流麗なピアノの音色が会場いっぱいに広がった。ほかにも、「Yes We Can Can」や「Riverboat」など名曲の数々を披露。自身の偉大なるキャリア=ニューオーリンズの音楽史そのものを網羅するステージとなった。
アラン・トゥーサンによる来日公演は23日にビルボードライブ東京、続く24日にビルボードライブ大阪で開催される。
photo by JUN2
◎公演情報
2013年10月22日(火)~10月23日(水) ビルボードライブ東京
2013年10月24日(木) ビルボードライブ大阪
More Info:http://www.billboard-live.com
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