最新の全米シングル・チャートで、BRUNO MARSのシングル「GRENADE」が先週の2位から首位の座を奪回し、これで通算3週目のNo.1獲得となった。

同曲は、全米シングル・チャートではこの6週間ずっと1位と2位の座を行ったり来たりしている格好で、DIGITAL SONGS CHARTでは204,000ダウンロードを獲得して5週目のNo.1を獲得。RADIO SONGS CHARTでは今週3位に入っており、この3つのチャートで同時に3位以内に入るのは、2008年10月～12月に6週間に渡ってランク・インしたT.I. featuring RIHANNAの「LIVE YOUR LIFE」以来となった。

一方、先週初登場No.1を獲得したBRITNEY SPEARSの「HOLD IT AGAINT ME」は、一気に5ランク後退の6位に終っており、デジタル・セールスでも先週の411,000件から183,000件へと55%も落ち込み、登場2週目の作品としては約1年前にTAYLOR SWIFTの「TODAY WAS A FAIRYTALE」が記録した325,000件から100,000件への69％の減少に続き、過去ワースト2の記録となった。しかしこの落ち込みとは対照的に、RADIO SONGS CHARTでは23位から11位へとジャンプアップしている。

そして今週2位には、すでにNo.1を獲得し先週は3位まで後退していたKATY PERRYの「FIREWORK」が再浮上し、3位には5位から上昇したWIZ KHALIFAの「BLACK AND YELLOW」、4位には6位から上昇したENRIQUE IGLESIAS featuring LUDARIS & DJ FRANK Eの「TONIGHT (I’M LOVIN’ YOU)」、5位には4位から後退したRIHANNA featuring DRAKEの「WHAT’S MY NAME?」、7位から9位まではすべて先週と変らずKE$HAの「WE R WHO WE R」、P!NKの「RAISE YOUR GLASS」、THE BLACK EYED PEASの「THE TIME (DIRTY BITS)」、10位にはPITBULLの「HEY BABY (DROP IT TO THE FLOOR)」が先週の20位から一気にTOP 10入りを果たした。