2011/01/21
STING、KORNのJONATHAN DAVIS、SYSTEM OF A DOWNのフロントマンSERJ TANKIAN、ANGELIQUE KIDJO、YESのJON ANDERSON、俳優のROBERT DOWNEY JR.、そして故JIM MORRISONが、反核組織“GLOBAL ZERO”による慈善アルバム『PRAYER CYCLE 2: PATH TO ZERO』に参加する。
全7曲を収録した同アルバムは1999年の『THE PRAYER CYCLE』の続編として5/10にリリースされるもので、アルバムの作曲、プロデュース、コーディネートは前作と同じく作曲家のJONATHAN ELIASが手掛けている。そのELIASは、Billboard.comの取材に対して「前作同様、今回のアルバムも今の子供たちに向けた小さな祈りのような作品だ。今の世の中、僕らは時として闇のような世界を目の当たりにする。でもその現実について真剣に考えることなく、未知の世界へと向かっているように思えることがある」とコメント。
そして今回のアルバムでは“非核”というテーマに焦点を絞り、10歳の息子JACKと娘LILLIの父親でもあるELIASは、自分の子供たちに今の世の中の現実を知ってほしいという祈りを込めた作品に仕上げたという。ちなみに娘のLILLIは、この作品で歌声を聴かせている。
こうした背景のもとプロジェクトの実現に5年近くも費やしたELIASは、RICHARD BONA、SALIF KEITA、EDWARD SHARPE & THE MAGNETIC ZEROSのALEX EBERT、イロコイ族のシンガーJOANNE SHENANDOAHといったアーティストをもフィーチャーした、世界中のフレイヴァーを見事に融合したアルバムを完成させた。さらに2006年の映画『A GUIDE TO RECOGNIZING YOUR SAINTS』の製作を通じてSTINGと彼の妻TRUDIE STYLERとも親交を温めたELIASは、2人をこのプロジェクトに誘い入れ、オープニング曲「ATOMIC MOTHER」でパキスタンのシンガーRAHAT FATEH ALI KHANとSTING夫妻とのコラボを実現させた。
アルバムには、ELIASが1991年にYESのアルバム『UNION』を手掛けたことから親交があるJON ANDERSONや、俳優のROBERT DOWNEY JR.、SERJ TANKIANなどが参加し、故JIM MORRISONによる詩の朗読もフィーチャーされている。
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