2013/10/10
オルタナティブ・ロック・バンド、インキュバスのシンガーであるブランドン・ボイドは現在ソロで活動しており、ここ数か月は3冊目となる著書『So The Echo』(文、写真、絵を編集したもの)や、インキュバスでもお馴染みのプロデューサー、ブレンダン・オブライエンとの新しい音楽プロジェクト、サンズ・オブ・ザ・シーのプロモーションを行なってきた。
サンズ・オブ・ザ・シーが、同プロジェクトの紹介のため舞台裏映像を米ビルボードで初公開したのは、遡ること7月。現在のボイドはさらにコマを進め、アルバム制作やポップへの熱意、そしてインキュバスでの近い将来の計画について語っている。
オブライエンとのスタジオでの時間を、コーヒーが完備されている“仕事の日のようなもの”と説明しているボイド。彼とのセッションでは、インキュバスのどの作品よりもポップで、スタジオならではの曲が集まったサンズ・オブ・ザ・シーのデビュー作を誕生させたといい、馴染み深い仲間と一緒ではあるものの、そのサウンドは創造的自由を得た、未知の領域を探求するアーティストのものだ。
オブライエンは2011年の『イフ・ノット・ナウ、ウェン?』を含め、インキュバスの直近3枚のアルバムをプロデュースしている。同アルバムにてソニーとの契約を終了し、解放されたバンド・メンバーたちは、外部プロジェクトに力を置くのに適した時間だと感じたそうで、ボイドは、インキュバスが再集結する際には、それがベストな形で活かされるだろうと確信しているようだ。
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