2025/12/05 10:00
マネスキンのギタリスト、トーマス・ラッジによる初のソロ・アルバム『マスカレード』が、2025年12月5日にリリースされた。
同作はトム・モレロがプロデュースを手掛け、国内外のロック・ミュージック界屈指のアーティストをフィーチャー。モレロをはじめ、ベック、ニック・セスター(ジェット)、アレックス・カプラノス(フランツ・フェルディナンド)、マキシム(ザ・プロディジー)、ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)、セルジオ・ピッツォーノ(カサビアン)、チャド・スミス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、マット・ソーラム(ex. ガンズ・アンド・ローゼズ)、ルーク・スピラー(ザ・ストラッツ)、アップサールといった類まれなアーティストのラインナップが、純粋に音楽愛に突き動かされて集まっている。
本作のリリースについてトーマスはこう語っている。
「このアルバムはたくさんの労力と献身の結果なんだ。音楽を通じて僕のストーリーを共有したい、実験や発見を通じて自分自身を新たに深く掘り下げたいという欲求が糧になっている。でも同時に自然にまとまってもいったんだ。」
「トムはこの1年、彼のライブ・ショウや企画に数えきれないくらい僕を携わらせてくれた。僕がソロ・プロジェクトを構築するのに彼にアドバイスを求めたのは自然の流れだったね。この旅をスタートさせたのはまさに魔法のようだったし、僕たちの音楽的な一体感をさらに強固なものにしてくれた。その後の展開は僕が想像し得るものを超えていた。」
「こんなにたくさんの音楽界のアイコンたち(アルバムの曲を書いている間に会うことのできた面々も含めて)がひとつになるのを目の当たりにして、音楽に境界線はないってことに気付いたよ。本能とインスピレーションに従って、押し付けられたルールは無視して、シンプルに感じたことをやるべきだってね。」
「それを教えてくれたのがマネスキンでのストーリーなんだ。そして今僕には究極の裏付けがある。まるで、音楽の歴史を作った人たちが、“君は正しい道を進んでいるよ”と言いながら肩に手を置いてくれているような気がするんだ」。
また参加アーティストからもコメントが到着している。
トム・モレロ「トーマスとはイタリア系という共通のルーツと、ロック・ミュージックへの情熱で繋がったんだ。こんなに若くてスキルのあるギタリストが音楽にこれほど情熱を持っている姿を見るのは本当に胸躍るものがあったよ。初めて出会ったあの時から、コラボして一緒にアイデアを探求しようと計画を立てたんだ。俺にとってはロックンロールを擁護して、今もなお重要なものだということを見せつける新たなチャンスだ。このプロジェクトはその伝統を生かしておく一環だと俺は考えている」
ニック・セスター「これは楽しいコラボだったね。自分の通常の安全地帯の外側で歌うというチャレンジを楽しんだよ。この曲にはたくさんの興味深い人たちが携わっているから、俺も関われてハッピーだったね!」
アレックス・カプラノス「トーマスとトムに“ユー・スピン・ミー・ラウンド”(※オリジナルはデッド・オア・アライヴが1984年にリリースした曲)のこのレコ―ディングに参加してほしいと言われたときは大喜びだったよ!子供の頃あの曲を初めて聞いて、すっかり大好きになったのを憶えている。あの曲はずっと大好きだったし、カラオケでも何度か歌ったことがあるんだ。彼らが最初に作った録音を送ってくれたときは大いに気に入ったよ!特に真ん中のギター・ソロの入ったセクションは、“これこそカヴァーのあるべき姿だ”と思ったね。その曲のエネルギーをとらえながらも、何かしら違うもの、パーソナリティをちょっと取り入れるべきなんだ。これにはまさにそれがある。僕たちがレコーディングを楽しんだのと同じくらい、みんなにも楽しんで聴いてもらえることを願っている」
ハマ・オカモト「このプロジェクトに日本のプレイヤーとして参加できて嬉しいです。大好きなチャド・スミスとのリズム隊、素晴らしくエキサイティングでした。トーマス、次はステージで会いましょう!」
アップサール「この曲(M3「ルーシー」)に参加できたことはまさに夢のようだったわ。一緒に書いたときは、曲がひとりでに私たちから生まれ落ちたのよ。私はトーマスと、彼のヴィジョン、それからこのアルバムに参加している全員の大ファンなの。ようやく世の中に出ることにワクワクしている」
◎リリース情報
アルバム『マスカレード』
2025/12/5 RELEASE
SICP-6764 2,860円(tax incl.)
https://thomasraggi.lnk.to/Masquerade_japan
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