草なぎ剛が主演する舞台「シッダ－ルタ」が11月15日に世田谷パブリックシアタ－にて開幕した。初日開幕に際し、草なぎほか出演者たちのコメントと舞台写真が到着した。
　本作は、世田谷パブリックシアタ－の芸術監督・白井晃による2025年のメインプログラムとして、ノ－ベル文学賞受賞作家であるドイツの作家ヘルマン・ヘッセの最高傑作「シッダ－ルタ」を舞台化。人生に迷っていたシッダ－ルタが出会いと別れを繰り返しながら旅を重ねる姿を描く。
　主人公のシッダ－ルタを演じる草なぎは、「未知なる世界の扉が今まさに僕の心で開こうとしています。皆さまが劇場に来てくれた瞬間にコンプリ－トされると思います。この何にも変えられない感覚だけど、もともと私たちが持っていて知っている感覚。ぜひ皆さんと一緒に深く感じ合いましょう。あとは楽しむだけです！」とコメント。
　また、シッダ－ルタの生涯の友となるゴ－ヴィンダ役の杉野遥亮は「ついに初日を迎えるのだな。と、感慨深い気持ちです。ほんとうにすてきな芸術になっていると思うので、期待してほしいですし、僕自身も期待しています。舞台シッダ－ルタ！よろしくお願いします！」と思いを寄せた。
　シッダ－ルタと深い関係で結ばれるカマラ－役の瀧内公美は「無事、初日を迎えられることをうれしく思っております。“自我の旅”という壮大なテ－マを掲げたこの作品が手元に届いたとき、未知の旅路を歩み始めようとしていた私にとって、希望の光のように感じたことを覚えています。白井さんにとって、創作の原点となるこの作品に携わり、共に重ねてきた創作の時間は、何にも代えがたい経験でした。素晴らしいスタッフ・キャストの皆さま、そして愛に満ちた日々を与えてくださった白井さんとともに、今日から新たな一歩を踏み出します。皆さまの心に残るひとときをお届けできるよう、心を込めて演じてまいります」と意気込んだ。
　舞台は、11月15日(土)～12月27日に都内・世田谷パブリックシアタ－、2026年1月10日(土)～1月18日に兵庫県立芸術文化センタ－　阪急 中ホ－ルで上演。
舞台『シッダ－ルタ』　撮影：細野晋司

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