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2025/11/06 15:00

【ビルボード】エマニュエル・トッド『西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか』が経済書籍チャート1位

 経済書籍チャート“Billboard JAPAN Hot Economy Books”がスタートし、初週となる2025年11月6日公開分(集計期間:2025年10月27日~11月2日)で、エマニュエル・トッド『西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか』が1位に輝いた。

 本チャートは、紙書籍・電子書籍・図書館貸出を統合した総合書籍チャート“Billboard JAPAN Book Hot 100”をもとに、日本図書コード(Cコード)を参照したジャンル情報から政治・経済関連を抽出し、順位化したチャートだ(抽出ジャンル:「ビジネス」「政治」「社会思想・社会学」「社会問題」)。

 『西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか』は、フランスの歴史人口学者・家族人類学者がロシアやウクライナ、アメリカなど世界各国の情勢のリアルを独自の分析で綴った2024年発表作だ。同著者による今年9月発表の『西洋の敗北と日本の選択』は4位についている。

 “言語化ノート術”をまとめたコピーライター・荒木俊哉による『こうやって頭のなかを言語化する。』が2位、世界の一流たちの休日の過ごし方を取材・分析し、読者に提言する『世界の一流は「休日」に何をしているのか』(越川慎司)が3位に続く。

 ほかにも、新井紀子『シン読解力』や、kenmo『5年で1億貯める株式投資』、社會部部長『あの国の本当の思惑を見抜く 地政学』などが上位に入った。


◎【Hot Economy Books】トップ10
1位『西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか』エマニュエル・トッド
2位『こうやって頭のなかを言語化する。』荒木俊哉
3位『世界の一流は「休日」に何をしているのか』越川慎司
4位『西洋の敗北と日本の選択』エマニュエル・トッド
5位『シン読解力』新井紀子
6位『世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ』齋藤ジン
7位『かんぽ生命びくびく日記』半沢直助
8位『5年で1億貯める株式投資』kenmo
9位『あの国の本当の思惑を見抜く 地政学』社會部部長
10位『新・貧乏はお金持ち』橘玲