2025/11/02 14:00
2025年10月29日公開(集計期間:2025年10月20日~10月26日)のBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”で、初週692,223枚を売り上げて首位を獲得したJO1『Handz In My Pocket』。
今作は、10月22日にリリースされたJO1の10thシングル。“You‘ll never guess what’s in my pocket. 表になった瞬間、ゲームは変わる”をキャッチコピーに、「ポケットの中」は単なる空間ではなく、そこには自信やポテンシャル、次のステージへ進むための武器まで隠されているという意味が込められた作品となっている。本作が首位を獲得したことにより、JO1はデビュー以来、全10作でシングル・セールス・チャート首位獲得という記録を達成した。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し『Handz In My Pocket』の販売動向を調査する。図1(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/155218/2)では、JO1のこれまでにリリースされたCDシングルの初週と累計販売枚数を比較している。
図1を見てみると、彼らの原点であるオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の人気ぶりもあってか、1stシングルから30万枚超の初週セールスを記録している。その後も安定的に推移していくが、大きく販売枚数を伸ばしたのは、2021年12月リリースの5thシングル『WANDERING』だ。同年11月に初の有観客ライブを開催するなど、コロナによる規制が緩和された影響もあると思われるが、翌年10月リリースの6thシングル『MIDNIGHT SUN』では前作を上回る60万枚超の初週セールスを記録しており、着実にファン層を拡大してきたことがうかがえる。その後の7thシングル『TROPICAL NIGHT』では一時的に減少を見せるも、8thシングル『HITCHHIKER』では70万枚超の初週セールスを記録しており、そこから今作『Handz In My Pocket』に至るまで安定した枚数で推移している。グループとしての魅力はもちろんのこと、ツアー開催、フェスへの出演、タイアップやメディア出演など、活躍の場の広がりにより、人気を獲得してきたと言えるだろう。
続いて、図2(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/155218/3)は、『Handz In My Pocket』の実店舗における発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また、一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2025年に発売された全てのシングルの販売比率も全シングルとしてグラフに追加している。
図2を見てまずわかるのは、今作は全シングルと近いバランスのとれた販売比率となっている点だ。このことから、すでに全国的な認知と人気を得ていることが見てとれる。また、中部地方や近畿地方では全シングルと比較し若干低くなっているが、九州地方では8.4%(全シングル:5.4%)の比率となっており、同地域における人気もうかがえる。
『Handz In My Pocket』でシングル・セールス・チャート首位を獲得したことに加え、安定的かつ全国的な人気をあらためて示したJO1。今年は初のワールドツアーを開催するなど、グローバルでの活躍も目覚ましい彼らの今後の動向に、引き続き注目が集まる。
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