今週の洋楽まとめニュースは、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”のリカレント・ルール改定に関する話題から。

　2026年度1週目のチャートとなる当週の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”よりリカレント・ルールが改定された。

　これまでチャートを下降している楽曲は、チャートイン52週経過後に25位以下、または20週経過後に50位以下にランクダウンした時点でHot 100から除外されていた。今後は、以下の新しい基準が適用される。

・78週経過後に5位以下に下落した場合
・52週経過後に10位以下に下落した場合
・26週経過後に25位以下に下落した場合
・20週経過後に50位以下に下落した場合

　今回の調整は、チャート上に停滞する楽曲を整理し、すでにラジオでリカレントとなっている曲やレーベルによるDSPのプレイリスト戦略から外れた曲を段階的に省くことを目的としている。

米ビルボード“Hot 100”リカレント・ルール改定、2026年度チャートより適用

　ジョン・ボン・ジョヴィの声帯手術を乗り越えて、ボン・ジョヴィが再びツアーに復帰することが発表された。これはバンドのYouTubeチャンネルの生配信で告知され、映像は現在アーカイブでも公開されている。

　生配信ではスタジオでバンドがいる中、ジョンが「さあ、皆さんが待ち望んでいた瞬間です。これは私たちが待ち望んでいた瞬間でもあります。私たちは戻ることにしました。再びステージに立ちます、自分たちの居場所へ」とファンに語り掛け、2022年のジョンの声帯手術後初となるツアーを発表したあと「It's My Life」のパフォーマンスした。

ボン・ジョヴィ、ジョンの声帯手術を乗り越えてツアー復帰を発表「待ち望んでいた瞬間」

　ドージャ・キャットによる最新アルバム『ヴィー』の国内盤CDが2025年11月26日にリリースすることが決定した。

　国内盤には、「Jealous Type」や「Gorgeous」等全15曲が収録され、さらに全収録楽曲の歌詞対訳、ライナーノーツ、特製ステッカー、更に国内オリジナル封入特典として『ヴィー』のリリース決定時に話題となった海外施策、『Vie Hotline』の特製両面ポスターも封入されている。

　なお、ドージャは12月15日に神奈川・Kアリーナ横浜にて自身6年ぶりとなる来日公演を予定している。

ドージャ・キャット、最新AL『ヴィー』国内盤CD発売決定　オリジナル封入特典付

　さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、先週のチャートで1位に初登場した「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」が2週目の首位を獲得した。

　先週のソング・チャート“Hot 100”ではテイラー・スウィフトのニュー・アルバム『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』に収録された全12曲がTOP12を独占したが、今週のチャートでもTOP14に12曲をランクインさせている。アニメーション映画『KPOPガールズ！デーモン・ハンターズ』のサウンドトラックから、HUNTR/X（ハントリックス）の「Golden」は先週の13位から3位にジャンプアップした。

【米ビルボード・ソング・チャート】テイラー・スウィフト、「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」首位キープ＆TOP10に8曲送り込む

　今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、テイラー・スウィフトの最新作『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』が2週目の首位を獲得した。

　TOP10に新たな初登場作品はなかったが、先週7位にランクインしていたオリヴィア・ディーンの『ジ・アート・オブ・ラヴィング』が今週6位に上昇して、登場3週目で最高位を更新している。

【米ビルボード・アルバム・チャート】テイラー・スウィフト『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』2週連続首位、オリヴィア・ディーン最高位更新

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