2011/01/17 00:00
ラッパーでシンガーのCEE LO GREENはミュージカル・ゲストとして先週末に放送された『SATURDAY NIGHT LIVE』に出演し、2010年のアルバム『THE LADY KILLER』から2曲をパフォーマンスしたほか、なんと演技も披露しファンを喜ばせた。
CEE LOは、KENNY ROGERS役になってこの回のホストとして出演した女優のGWYNETH PALTROWと「ISLANDS IN THE STREAM」をパフォーマンスしたのち、バーミツバ(ユダヤ教の成人式)のスキットで演技を披露した。ここではPALTROWがTAYLOR SWIFTに、JAY PHAROAHがJAY-Zに扮し、CEE LOがユダヤ教を皮肉った内容のパロディーでスマッシュ・ヒット「F**K YOU」もパフォーマンスした。
さらに別のスキットではCEE LOがメインで登場し、PALTROW、ANDY SAMBERG、JASON SUDEIKISの3人が扮するレコード会社の重役が、彼のヒット・シングルに対するFCC(訳注:アメリカ国内の放送通信事業の規制監督を行う連邦政府機関)の圧力を最小限に抑えようと奮闘するパロディーが披露された。
そしてこのスキットの直後、CEE LOは検閲に引っかかった「F**K YOU」(ラジオ向きの「FORGET YOU」の別ヴァージョン)を熱唱。女性ばかりによるバック・バンド(特にギタリストとドラマーには注目)を従え、CEE LOはほとんど動くことなくパフォーマンスを披露しつつ、歌詞やコーラスの合間には効果的なアドリブの言葉を挟んでいた。
そして2曲目には最新シングルの「IT'S OK」を歌うと思われていた中、予想外のサプライズとして歌ったのはアルバム『THE LADY KILLER』の中でも優れた1曲と評価されていた「BRIGHT LIGHTS BIGGER CITY」だった。この曲はギターが効いているものの、ディスコ調の雰囲気を持った楽曲で、この晩のCEE LOの最高の見せ場となり、放送後にデジタル・セールスが急増しても不思議ではない出来栄えだった。
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