2011/01/14
LINKIN PARKのフロントマン、CHESTER BENNINGTONは1/8にアリゾナ州トゥーソンで起きた銃の乱射事件について自分の考えを明かにした。この事件では6人の命が奪われ、民主党の女性国会議員、GABRIELLE GIFFORDSさんが負傷している。
フロリダのブロウワード・ニュー・タイムスに、アリゾナ生まれのBENNINGTONは、先週のような暴力行為を紛争を解決する「原始的な」手段と呼び、世界はこれを「乗り越える」必要があると述べた。
「僕たちは狂った世界に生きている」とBENNINGTONは語った。「それは説明のしようもない。僕は個人的に暴力と戦争と殺人は原始的だと感じていて、僕たちは人類としてそいつを乗り越えて進化してきたと思ってる。不幸にして、そいつが最終的解決法だといまだに思っている人たちがいるんだ」
「自分がどんなことを言っていようと、どんな論点だろうと関係なく、意見を表明したり、思いを伝える非暴力的な手段はある。……自由な社会であっても、誰ひとり他の人の命を奪う権利なんて持ってはいない。絶対に。そいつは、僕たちが乗り越えていく必要のあることなんだ」
LINKIN PARKはトゥーソンの悲劇を糾弾する唯一のバンドではない。銃撃犯のJARED LEE LOUGHNERがユーチューブに投稿したビデオに音楽が使われていたDROWNING POOLは、その音楽が暴力を助長するものでないとウェブサイトに発表された声明の中で主張している。「アリゾナで起こった悲劇を知って、またオレたちの音楽が誤解されていることにも、ショックを受けている。モッシュ・ピットについての歌を暴力行為を煽るものと誤解したビデオを作るなんて、そいつがいかに病んでいるかを示してるだけだ」とバンドは述べている。
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