2025/10/11 11:00
今週の洋楽まとめニュースは、ソンバーに関する話題から。
「Undressed」や「Back to Friends」のヒットによって2025年最注目の新鋭アーティストの一人として頭角を現しているソンバー。その勢いは最新のビルボードチャート(10月11日付)でも続いており、米ビルボードのHot 100ソングライター・チャート“Hot 100 Songwriters”で4週連続の首位を記録した。
今回の首位キープは、最新のHot 100にチャートインした「Undressed」(21位)、「Back to Friends」(22位)、そして「12 to 12」(49位)の3曲のソングライティング・クレジットによるものだ。いずれもソンバー(本名シェーン・ブース)が単独ソングライターとして名を連ねており、そのポイントがHot 100 Songwritersでの順位に貢献した。
ソンバー、米ビルボード“Hot 100 Songwriters”4週連続首位「ソングライティングがすべての始まり」
10年以上にわたり各国のフェスティバル・ヘッドライナーを務め、【グラミー賞】に5度ノミネートされ、米ビルボードのロックおよびオルタナティブ・チャートを席巻してきたテーム・インパラが、キャリア初となる米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”入りを果たした。
ケヴィン・パーカーによるサイケデリック・ポップ・プロジェクトであるテーム・インパラの新曲「Dracula」は今週Hot 100に初登場した。同曲は、9月26日~10月2日が集計対象の10月11日付チャートで55位となり、ルミネイトによるとアメリカ国内での公式ストリーミングが650万回、ラジオ視聴者インプレッションが170万、さらに初週セールス1,000を記録した。「Dracula」は、10月17日にリリースされる予定のテーム・インパラによる5枚目のアルバム『デッドビード』からの3rdシングルだ。
テーム・インパラ、「Dracula」で初の米ビルボード“Hot 100”入り
現地時間2025年10月3日、テイラー・スウィフトが12枚目のスタジオ・アルバム『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』をリリースしてからわずか数時間後に記録を塗り替え始めている。
リリースから約11時間後、Spotifyは、このアルバムが2025年における1日の最多ストリーミング記録を更新したと発表した。それまでの記録保持者は、3月14日にリリースされたプレイボーイ・カーティの『ミュージック』だった。さらに同日の夜、Spotifyはもうひとつ新たなストリーミング記録が加わったことを発表した。インスタグラムのキャプションに、“ザ・ライフ・オブ・ア・レコードブレイカー”と添え、「2025年10月3日、テイラー・スウィフトの“The Fate of Ophelia”がSpotifyで1日に最も再生された楽曲となりました」と報告した。
テイラー・スウィフト、『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』がリリース直後にSpotify記録を次々更新
さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、アニメーション映画『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』から、HUNTR/X(ハントリックス)の「Golden」が通算8週目の首位を獲得した。
6月7日付から8月23日付まで、非連続で10週間首位を獲得したアレックス・ウォーレンの「オーディナリー」は、今週も2位をキープ。3位には、9月26日にリリースされたテイト・マクレーの新曲「TIT FOR TAT」が初登場した。
【米ビルボード・ソング・チャート】HUNTR/X「Golden」通算8週目のNo.1、テイト・マクレー初登場3位
今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』のサウンドトラックが返り咲き、通算2週目の首位を獲得した。
モーガン・ウォーレンの『アイム・ザ・プロブレム』は3位から2位に上昇、先週1位にデビューしたカーディ・Bの『アム・アイ・ザ・ドラマ?』は3位にランクダウンして、今週4位には米カリフォルニア州ロサンゼルス出身の女性ラッパー=ドージャ・キャットのニュー・アルバム『Vie』がデビューして、通算4作目のTOP10を果たしている。
【米ビルボード・アルバム・チャート】『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』首位返り咲き、TOP10に5作が初登場
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