カーディ・Bにとって2025年9月19日は祝うべきことが多い一日となった。この日リリースした2ndアルバム『アム・アイ・ザ・ドラマ？』が、同日アメリカレコード協会（RIAA）からプラチナ認定を受けたのだ。

　全23曲を収録したこの作品には、9×プラチナを獲得したミーガン・ザ・スタリオンとの大ヒット曲「WAP」や、5×プラチナを記録した「Up」が含まれており、いずれも米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得している。

　カーディは、これらの過去曲をアルバム収録した理由について以前こう説明している。「“WAP”と“Up”は私の最大のヒット曲で、ファンにはアルバムに収録してほしいってずっとリクエストされているし、IOP（デビューAL“インベージョン・オブ・プライバシー”）でも（収録されているか）常に検索されている……（この楽曲たちには）ホームが与えられるべきなの」と彼女はXに投稿。「【グラミー賞】に“WAP”を提出しないようアンチたちに仕向けられたし、今となってはファンが望むものを提供するの！」と彼女は続けていた。

　RIAAは、Xで「おめでとう @iamcardib！彼女のニュー・アルバム“アム・アイ・ザ・ドラマ？”がついにリリースされ、早くもRIAAプラチナ認定されました。9×プラチナ獲得の“WAP”と5×プラチナの“Up”が収録 @AtlanticRecords」と祝福のメッセージを送っている。

　カーディは、2018年のデビュー・アルバム『インベージョン・オブ・プライバシー』でRIAAの歴史に名を刻んでいる。全13曲からなる収録曲すべてがゴールド認定を受けた最初の女性アーティストとなり、その後さらに記録を伸ばし、全収録曲がプラチナ（10×ゴールド）以上の認定を受け、女性ラッパーとして史上初の快挙を達成した。さらに彼女は、複数の楽曲でダイヤモンド認定を獲得した初の女性MCでもある。その中には、2017年のブレイク曲「Bodak Yellow」、J.バルヴィンとバッド・バニーを迎えた「I Like It」、そしてマルーン5とのコラボ「Girls Like You」が含まれる。