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2025/09/19 04:00

望海風斗&明日海りお、エリザベ-ト役に「今でも不思議な感じ」 古川雄大、3度目のト-ト役で「寝ている間も稽古をしている」

 ミュ-ジカル「エリザベ-ト」製作発表記者会見が18日、東京都内で行われ、出演者の望海風斗、明日海りお、古川雄大、井上芳雄、山崎育三郎、演出・訳詞の小池修一郎が登壇した。
 本作は、1996年に宝塚歌劇団により日本初演、2000年の東宝初演から観客を魅了し続けて来た大ヒットミュ-ジカル。
 タイトルロ-ルであるエリザベ-ト役は、新キャストとなる望海と明日海のダブルキャスト。望海は、「エリザベ-ト役としてここに立っていますが、数カ月前までうそなんじゃないかなと思っていましたし、今でも不思議な感じがします。ですが、お稽古をやって、こうして姿を現わすことができたので、これから初日まで一つ一つ丁寧にエリザベ-トという役を作り上げていきたいと思っております」とあいさつ。
 続いて、明日海も「私もまだ(自分がエリザベ-ト役だとは)信じられていないところがありますが、とにかく精いっぱい、それ以上のつもりで挑んでいきたいと思います」と力を込めた。
 ト-ト役は前回公演に引き続き、古川(全公演地)、井上(東京公演)、山崎(北海道・大阪・福岡公演)のトリプルキャストで演じる。古川は「3度目の出演となりますが、今、稽古している中で、改めてト-トと向き合い、この役の難しさを感じています。望海さんと明日海さんをはじめ、新しいキャストの皆さまにたくさん刺激をいただいています」と思いを語った。そして、「僕はよく寝言を言うんですよ。寝言を言っている途中に起きるということがあるんですが、今日、人生で初めて(劇中歌の)『愛と死の輪舞』を(寝ながら)歌っていました。寝ている間も稽古をしているので、きっと大丈夫だと信じております。ご期待ください」とアピ-ルした。
古川雄大 (C)エンタメOVO
 また、東宝版の初演から出演を続けている井上は、「25年前に出演し、今も出ている出演者では僕だけなので、恐ろしい気持ちもありますが、新しい気持ちで今、みんなで一生懸命作っているところです。まっさらな気持ちで今年の『エリザベ-ト』を皆さんにお見せできたらいいなと思っております」とコメントを寄せた。
 山崎は「今回の北海道、福岡、大阪公演に出演しますが、その初日が開いてからの約2カ月後にステ-ジに立つという経験が初めて。つまり、2カ月間、稽古ができない状態なので、すごく不安です。これまで出演したミュ-ジカルの中で1番緊張するのではないかと思っています」と本音を吐露しながらも、「今年、僕は30代最後の年なので、“サンキュ-(39)”の気持ちで皆さんに感謝を届けながら、今できる自分を全て出し切りたいと思います」と意気込んだ。
 舞台は、10月10日~11月29日に都内・東急シアタ-オ-ブほか、北海道、大阪、福岡で上演。
ミュ-ジカル「エリザベ-ト」製作発表記者会見の様子 (C)エンタメOVO