2013/09/12
ロナルド・アイズレーとケムがお互いをリスペクトし、高く評価し合っていることをありありと感じさせる「マイ・フェイヴァリット・シング」のミュージック・ビデオが、このほど米ビルボードの“The Juice”コーナーにて独占公開された。
音楽やレコード制作を大切にするケムの姿勢は、大親友だったマーヴィン・ゲイやルーサー・ヴァンドロスと仕事をしているようだったと話すロナルド・アイズレー。「全てを彼の手に委ね、そして全てがこの上なく素晴らしくなった。恐らく彼は、それが出来る人のひとり……いや、唯一の人間だろう」とビルボードに話している。
2人はお互いを称賛するだけでなく、作り出した音楽にケミストリーを生じさせている。それは、ロナルド・アイズレーのアルバム『ディス・ソング・イズ・フォー・ユー』からのシングルとなる同曲を聴いても明らかだろう。
一方、曲を書いたり楽曲を調整したり、デモをレコーディングする時はいつも、ロナルド・アイズレーになりきるようにしていたというケムは、「デモの段階で、自分ではロナルドのように聞こえると思っていたんだけど、ロナルドがレコーディングに現れて彼のパートを歌ったら、それはもう素晴らしかった。特にレックス・ライドアウトがアレンジしたこの曲のブリッジが好きなんだ」とコメント。また、「偉大な彼のために書いてプロデュースとパフォーマンスもしたこの曲で、新しいものを見出せたんだ。これは僕にとって大きな一歩だし、Mr.アイズレーにとても感謝しているよ」と話している。
7月16日に全米リリースされたロナルド・アイズレーの13曲入りニューアルバムには、ケムに加えトレイ・ソングスもフィーチャーされている。
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