世界でヒットしている日本の楽曲をランキング化した “Global Japan Songs Excl. Japan”。今週はCreepy Nuts「オトノケ」が首位を獲得した（集計期間：2025年5月2日～5月8日）。

　「オトノケ」は2024年10月にリリースされた楽曲。TVアニメ『ダンダダン』のオープニング・テーマに起用されていた。今週のオーディオとビデオを合算したストリーミング数は、321万回を記録。3週連続、通算23度目の首位を獲得した。あと1週首位を獲得できれば、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」と並び歴代首位獲得数1位となる。

◎“Global Japan Songs Excl. Japan”首位獲得数トップ3
※カッコ内は通算首位獲得数
1位 Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」（24回）
2位 Creepy Nuts「オトノケ」（23回）
3位 YOASOBI「アイドル」（12回）

　前週まで14位→9位→3位と上昇を続けてきたAiScReam「愛▽スクリ～ム！」は、今週2位にチャートイン。自己最高位を更新した。またXG「IS THIS LOVE」は、前週比106%を記録し前週8位から5位にランクアップ。新曲「MILLION PLACES」がリリースされた次週の動向にも注目だ。

　トップ20圏外では、宇多田ヒカルの最新曲「Mine or Yours」が初登場。国/地域別チャートでは、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、アメリカでトップ100入りを果たした。なお宇多田ヒカルは、22日に開催される国内最大規模の音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN』の授賞式にてパフォーマンス（※事前収録）が決定している。授賞式の模様は、YouTubeで全世界に生配信される予定だ。

　さらに、HALCALI「おつかれSUMMER」が前週比294%を記録しチャートを逆走中。同曲は、2003年にリリースされたHALCALIの1stアルバム『ハルカリベーコン』の収録曲で、4月末よりTikTokで本楽曲を使ったMAD動画や手書きアニメが増加している。国/地域別チャートでは、アメリカで12位にチャートインした他、イギリス、南アフリカ、ブラジル、ドイツでトップ100入りした。

◎Global Japan Songs Excl. Japan トップ10
1位「オトノケ」Creepy Nuts
2位「愛▽スクリ～ム！」AiScReam
3位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ
4位「真夜中のドア～stay with me」松原みき
5位「IS THIS LOVE」XG
6位「アイドル」YOASOBI
7位「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts
8位「ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids)」LiSA
9位「死ぬのがいいわ」藤井 風
10位「夜に駆ける」YOASOBI

▽＝特殊記号の白抜きハート

〈Global Japan Songs Excl. Japan〉
日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した、日本を除く（excluding）世界200以上の国々における主要デジタル・プラットフォームの定額課金型（サブスクリプション）と広告支援型の公式ストリーミング、ダウンロードにそれぞれ比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。

〈Japan Songs（国/地域別チャート）〉
日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した上記データに、各国・地域独自の比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。現在ローンチしているのは韓国、シンガポール、インド、フランス、イギリス、アメリカ、ブラジル、南アフリカ、タイ、台湾、ドイツ、インドネシア、マレーシアで、順次追加予定。