2010/12/16
『O.M.G.』ツアーのニューヨーク・マジソン・スクエア・ガーデンの初日、R&B歌手のUSHERはファンをステージに上げたが、興奮しすぎた彼女に誤って顔を蹴飛ばされてしまった。しかし、翌12/14のパフォーマンスは失敗もなく、USHERの素晴らしいボーカルと見事なダンスが堪能できる完全なプロダクションだった。
「さて、これから特別な女性をひとりステージに招きたいと思う。だけどその前に、僕の顔を蹴飛ばしちゃダメだよ」とUSHERは微笑みを浮かべながら前日の出来事に触れ「TRADING PLACES」を歌い出した。今回の女の子は前夜よりも控えめで、ステージはぐっとスムーズに展開した。
オープニングのMIGUELとTREY SONGZのパフォーマンスのあと、USHERは宙に浮かんだプラットホームの上でショーを開始した。それに乗ったまま、会場の真ん中からメイン・ステージまで運ばれていった彼は「マジソン・スクエア・ガーデン、用意はいいか?」と興奮した観客に尋ね、ジャケットを脱いで一連のヒットを歌い始めた。
男女のダンサーたちをバックに、USHERは「YEAH」、「YOU REMIND ME」、「U DON’T HAVE TO CALL」を歌い、それから亡きMICHAEL JACKSONに追悼の辞を捧げた。「そんなに前のことじゃないけど、僕はこれまでで最高のエンターテイナーにトリビュートを捧げる幸運を得た。彼のことが大好きだから、今夜は君たちと一緒にもう一度それをやりたい」
すると黒いスニーカーがステージに登場。「ニューヨーク、この靴を僕が履いてもいいかな?」とUSHERが尋ねると観客は大歓声で応え、「DON’T STOP TILL YOU GET ENOUGH」が始まった。
その後、「YOU MAKE ME WANNA」や「NICE AND SLOW」のセクシーなパフォーマンスを挟んで、「LOVE IN THIS CLUB」、「LIL FREAK」、「HOT TOTTIE」といった最近のヒットが演奏された。
スモークいっぱいの「THERE GOES MY BABY」に続いて「LET IT BURN」、「DADDY’S HOME」、そして「CONFESSION」では彼の子分であるJUSTIN BIEBERが飛び入りして会場を盛り上げた。
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