2010/12/15 00:00
MICHAEL JACKSONの死後にリリースされたアルバム『MICHAEL』の制作に関わった複数のコラボレーターたちの話によると、この作品に収録された楽曲以外にも更なる音源が眠っており、将来的にこれらの楽曲もリリースされることを願っているという。
そのコラボレーターの1人で、1991年の『DANGEROUS』以降JACKSONと仕事をしてきたTEDDY RILEYは、Billboard.comに対して「僕が察するに、世界中のファンに向けて発表できるMICHAELの楽曲はまだまだ存在していると思う。そして制作することになった際には、是非ともまた関わりたいと願ってるよ」とコメント。今回の『MICHAEL』の制作で、RILEYは語りのブリッジ部分を書き下ろした「HOLLYWOOD」、50 CENTをフィーチャーした「MONSTER」、そして「BREAKING NEWS」の3曲を手掛けている。
さらにRILEYの話では、すでに自らのコンピュータの中に複数の未発表曲が保存されているそうで、JACKSONの管理財団からリリースの承認が来るのを待っている状態だという。それらの音源の中には、最近リークされたばかりの「BLUE GANGSTA」も含まれており、RILEYはこの楽曲を“「SMOOTH CRIMINAL」が一段階上のレベルに到達し、新たな章を迎えた感じ”と喩えている。
また、『MICHAEL』からの第1弾シングル「HOLD MY HAND」でJACKSONとチームを組んだセネガル系アメリカ人アーティストのAKONも、2008年に2人でコラボ制作した楽曲の数々をリリースできたらと願っているようだ。
「コラボを始めるにあたって、僕とMICHAELはかなりの楽曲を共作したんだけど、残念なことに最後まできちんと仕上げることなく時間が過ぎてしまった。僕らのやり方は、1曲を書き終える前に次の曲の制作へとどんどん移って行き、少し時間が経ってから途中まで書き上げた曲に手を加えて完成させるといった方法だったからだ。できるだけ多くのアイデアを形にしたかったからね。だけどそれらのアイデアがきちんと収まる前に制作が頓挫してしまい、作品はリリースされることなく眠ってしまった感じなんだ」。
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