2025/04/21 14:30
現地時間4月19日、フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールが、ベネズエラ出身の名指揮者グスターボ・ドゥダメル率いるロサンゼルス・フィルハーモニック(LAフィル)と共に【コーチェラ・バレー・ミュージック&アート・フェスティバル2025】に登場し、アウトドア・シアターでフー・ファイターズの楽曲「The Sky Is a Neighborhood」と「Everlong」の壮大なオーケストラ・バージョンを披露した。
今回のパフォーマンスは、グロールが昨年秋に“妻ではない女性との間に子どもが誕生した”と公表して以来、フー・ファイターズの楽曲を公の場で披露した初めての機会となった。彼は2024年9月にインスタグラムで「妻と子供たちを愛しています。彼女たちの信頼を取り戻し、許しを得るために全力を尽くしています」と投稿していた。
この発表後、グロールはステージ活動に徐々に復帰。2025年1月の【FireAid LA】チャリティ・コンサートや、2月の【SNL50: The Homecoming Concert】で、ニルヴァーナ時代の盟友クリス・ノヴォセリック、パット・スメアらと再び共演するなど、注目のステージを重ねていた。
今回ドゥダメルとLAフィルのステージには、他にもサプライズ・ゲストが登場した。映画『ウィキッド ふたりの魔女』でアリアナ・グランデ演じるグリンダの相手役・エルファバを演じるシンシア・エリヴォも参加し、米ローリング・ストーン誌によると、2ndアルバム『I Forgive You』に収録予定のバラード「Brick by Brick」を披露したとみられている。
その後、彼女は故プリンスの名曲「Purple Rain」を感情豊かに熱唱。「ハロー、【コーチェラ】! 会えて嬉しいです。プリンスを聴きたい?」と客席に問いかけると、会場は歓声に包まれた。「じゃあ、プリンスをお届けするね」と彼女は続けた。
その他にも、2004年のヒット曲「Unwritten」で知られるナターシャ・ベディングフィールド、レイヴェイ、アルゼンチンのデュオ、パコ・アモロソ&カトリエルがゲストとして名を連ねた。
ドゥダメルとLAフィルは、現地時間4月12日に【コーチェラ】ウィークエンド1に初出演し、ベッキー・GやLL・クール・Jなど多彩なゲストと共演した。これはオーケストラとして【コーチェラ】初のパフォーマンスであり、歴史的な出来事となった。なお、2025~2026シーズンはドゥダメルがLAフィルの音楽・芸術監督を務める最後の年でもある。
現地時間4月20日に行われた【コーチェラ】ウィークエンド2の最終日では、ポスト・マローン、トラヴィス・スコット、ミーガン・ザ・スタリオン、BLACKPINKのジェニー、ゼッド、クラフトワークなどがパフォーマンスを繰り広げ、フェスの幕を閉じた。
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