ドージャ・キャットは先週末ご機嫌だったようで、次作アルバム『ヴィー』の最新プレビューと思われるものをファンに公開した。

　昨年11月、ドージャは13曲からなる新作のトラックリストを投稿するもすぐに削除。そして現地時間4月13日、彼女は新たに16曲を含むリストを公開した。一部は以前のリストと重複していたが、現時点でリリース日やリードシングルに関する情報は明かされていない。彼女はこの投稿に「“Crack”がどこにいったかなんて聞かないで」とキャプションを添えた。「CRACK」は以前のリストには含まれていたが、今回の最新版には姿を見せなかった。一方、「TURN THE LIGHTS ON」は再びリスト入りしており、「BREAK MY HEART」「TAKE ME DANCING」「ANYTHING」「AINT NEWS」「SLOW BURN」「WOOD HOLLY」「DID I LIE」「APPRECIATION」などは今回のリストから外れている。

　最新のトラックリストには「TURN THE LIGHTS ON」「SLIDE」「ONE MORE TIME」「MAKE IT UP」「LIPSTAIN」「KINK」「JEALOUS TYPE」「I LIKE YOU」「HAPPY」「GORGEOUS」「COUPLES THERAPY」「COME BACK」「CARDS」「AMEN」「ALL MINE」「ACTS OF SERVICE」が含まれる。

　中でも注目を集めているのが、「JEALOUS TYPE」だ。ジャネット・ジャクソンを彷彿させるポップ・ファンク調のこの楽曲は、先週末のインスタライブでドージャが披露していた。ファンによって録画された映像では、彼女が「ねえ、これが軽率だったら教えて／決めかねている二つの道の間で揺れていて／どちらが私を地獄、または楽園へ導くのか／ベイビー、あなたを傷つけたくはないけど、私は嫉妬深いタイプなの」と、息混じりの声で歌っている。

　ドージャは3月にも「ACTS OF SERVICE」や「LIPSTAIN」といったスローな楽曲をプレビューしていた。

　なお、2023年にリリースされた彼女の前作『スカーレット』は、2021年のヒット作『プラネット・ハー』の続編で、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で4位、同ラップ・アルバム・チャート“Top Rap Albums”では2位を記録。2024年5月にはデラックス版『スカーレット2クロード』を発表。今年に入ってからもBLACKPINKのリサやレイとのコラボ曲「Born Again」、ジャック・ハーロウとの「Just Us」に参加している。