2025/04/04 11:30
オリヴィア・ロドリゴが、メキシコでのパフォーマンス・デビューで、これまでのキャリアで最大規模となるソロ・コンサートを行い、新たなマイルストーンを到達したことをステージ上で明かした。
現地時間2025年4月2日の夜、彼女はエスタディオGNPセグロスをソールドアウトさせた。プロモーターであるOCESAによると、このメキシコシティに位置する会場の収容人数は6万5,000人にのぼる。
「みんな、これが私の人生で一番大きなショーだって知ってた?!信じられない。ほんとヤバイよ!来てくれて、本当にありがとう」と感動した様子のロドリゴは、かつてフォロ・ソルとして知られていた象徴的なスタジアムでの2夜にわたる公演の初日に語った。
オリヴィアは今回、昨年10月に彼女の家族の出身地であるフィリピンで記録した5万人以上の観客動員数を上回ることとなった。
メキシコ訪問は、【ガッツ・ワールド・ツアー】のラテンアメリカ公演の一環で、ブラジルおよびメキシコで自身初となるスタジアム公演が実施されている。メキシコシティ公演に先立ち、オリヴィアはブラジル・クリチバにて、この地域での初ソロ・コンサートを行った。
今回ラテンアメリカを初めて訪れた22歳のオリヴィアは、先月末、チリ、アルゼンチン、ブラジルで開催された【ロラパルーザ・フェスティバル】に出演し、コロンビアでは【エステレオ・ピクニック・フェスティバル】のラインナップにも名を連ねた。今年の夏には、現地時間8月1日に米シカゴのグラント・パークで開催される【ロラパルーザ】でもヘッドライナーとして出演する予定だ。
オリヴィアは、公演でメキシコシティが大好きな都市のひとつだと語り、すでに本場のタコスを食べ、著名な画家フリーダ・カーロのカサ・アズール美術館を訪れ、ルチャ・リブレの試合も観戦したことを明かした。
南米公演と同様に、メキシコ公演では、巨大なキャットウォークや吊り下げられた巨大な月といった【ガッツ・ワールド・ツアー】の定番演出が見られず、セットリストも通常より短縮されていたことから、複雑な思いもあったようだが、オリヴィアは、若い女性を中心とした大勢のファンから熱烈な歓迎をうけた。
セットリストには、「obsessed」「vampire」「love is embarrassing」「lacy」「so american」などのヒット曲が含まれており、この夜、最も期待されていた楽曲のひとつである「good 4 u」も披露された。
ライブのオープニング・アクトを務めたのは、昨年末に全編スペイン語のアルバム『Todos Nacen Gritando』(2024年の【グラミー賞】受賞アルバム『オール・ボーン・スクリーミング』のスペイン語バージョン)をリリースした米テキサス出身のセント・ヴィンセントだった。昨年の【コロナ・キャピタル・フェスティバル】に続きメキシコシティに戻ってきた彼女は、ナイン・インチ・ネイルズのドラマー、イラン・ルービンをバンドの一員として迎えていた。
オリヴィアは、現地時間4月3日の夜にエスタディオGNPセグロスで2回目の公演を行い、その後は週末に開催される【テカテ・パ・ル・ノルテ・フェスティバル】に出演するため、メキシコ北部の都市モンテレイへと移動する予定だ。
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