2010/12/13
ビデオ関連の分析を手掛ける企業TUBEMOGUL社が12/7時点で算出した数字によると、2010年度において世界で最も多くストリーミング視聴されたアーティストがJUSTIN BIEBERだったことが分かった。
同社によると、BIEBERはYouTubeとMySpaceにおける5大音楽出版社(EMI, Hollywood Records, Sony Music, Universal Music Group and Warner Music Group)の映像コンテンツで10億7,000万回ものストリーミング視聴を獲得したという。
BIEBERは、YouTubeにおいて常に視聴回数ランキングの上位に名を連ねており、LUDACRISをフィーチャーした「BABY」のビデオは12/8までに4億500万回の視聴回数を確保して歴代最多記録を作り、JADEN SMITHをフィーチャーした「NEVER SAY NEVER」は1億8,000万回で歴代16位、「NEVER LET YOU GO」は1億600万回で歴代20位という好成績を記録している。
そしてストリーミング市場においてBIEBERが稼ぎ出した驚くべき数字は、視聴回数だけではなくその高いシェアだ。2010年度における5大音楽出版社の映像コンテンツの視聴回数は合計で14億8,000万回だったが、そのうちの6.9%にあたる10億7,000万回をBIEBERの作品が占めていたことになる。これは言い換えれば、ネットユーザーが視聴した5大音楽出版社の映像コンテンツの14回に1回がBIEBERの作品だったということになるわけだ。
続く2位に付けたのはLADY GAGAだったが、トータル視聴回数は8億7,900万回とBIEBERに大きく水を開けられ、全体のシェアは5.9%だった。ちなみに「BAD ROMANCE」のビデオは、3億1,600万回の視聴で歴代2位に輝いている。
そして3位には7億900万回でEMINEMが続き、全体のシェアは4.6%だった。またYouTubeにおいては、「LOVE THE WAY YOU LIE」が2億2,800万回で歴代5位、「NOT AFRAID」が1億6,300万回で歴代7位という成績を残している。
TOP 3以下のランキングは、RIHANNA(4位)、SHAKIRA(5位)、BLACK EYED PEAS(6位)、MILEY CYRUS(7位)、TAYLOR SWIFT(8位)、LINKIN PARK(9位)、DAVID GUETTA(10位)となっている。
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