2025/03/09 14:00
2025年3月5日公開(集計期間:2025年2月24日~3月2日)のBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”で初週302,589枚を売り上げて2位を獲得した=LOVEの『とくべチュ、して/恋人以上、好き未満』。
本作は、指原莉乃がプロデュースを手掛ける=LOVEの18作目のシングル。初回仕様限定盤のType-A・Type-B・Type-C、Type-D、期間生産限定盤のType-E、通常盤のType-Fの6形態で、2月26日にリリースされた。各形態共通で「とくべチュ、して」「恋人以上、好き未満」「超特急逃走中」が収録されている。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し『とくべチュ、して/恋人以上、好き未満』の販売動向を調査する。図1(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/147217/2)では、=LOVEのこれまでにリリースされたシングル全作の初週と累計販売枚数を比較している。
図1を見てみると、デビュー作『=LOVE』から7thシングル『CAMEO』までの初週セールスは右肩上がりに推移。その後、コロナ禍で活動が制限された影響もあり、8thシングル『青春“サブリミナル”』や9thシングル『ウィークエンドシトロン』では初週販売枚数を落としている。しかし、11thシングル『あの子コンプレックス』で当時の自身最高となる初週セールスを記録。その後は自己記録を更新しながら、堅調な枚数で推移。そして、今作『とくべチュ、して/恋人以上、好き未満』では過去最高となる初週セールスを叩き出した。これから販売枚数を伸ばしていき、累計販売枚数でも過去最高となることが予想できる。
続いて、図2(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/147217/3)は、シングル直近3作の実店舗における発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また、一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2025年に発売された全てのシングルの販売比率も全シングルとしてグラフに追加している。
図2を見てみると、今作『とくべチュ、して/恋人以上、好き未満』は、関東地方81.2%(以下かっこ内全シングル:54.4%)となっており、大半が関東地方で売れたことがわかる。今作は局地的な比率になっているものの、過去作を見てみると関西地方や九州地方などの比率は今作より高く、全国的な知名度はあることが考えられる。また、=LOVEは現在アリーナツアーを開催中で、公演の開催地のある九州地方で今後枚数を伸ばしていくかもしれない。
『とくべチュ、して/恋人以上、好き未満』で過去最高の初週セールスを記録した=LOVE。彼女たちの魅力はもちろんのこと、精力的なツアー開催や各種メディア出演、YouTubeでの活動などもあり、人気の広がりを見せていると言えるだろう。今後も=LOVEの活躍に注目していきたい。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像



=LOVE、【=LOVE ARENA TOUR 2025「~Timeless Tales~」】開幕 初日のたまアリ公演にて新曲をサプライズ披露&MV公開
【Hot Shot Songs】=LOVE「とくべチュ、して」首位、歴代記録ハーフタイムの影響でケンドリック・ラマー「ノット・ライク・アス」急上昇
=LOVE、新曲「恋人以上、好き未満」MV公開
=LOVE、メンバー全員で「絶対アイドル辞めないで」披露 <THE FIRST TAKE>










