2010/12/08 00:00
7作目のスタジオ・アルバム『REGGIE』は12/7に発売されたばかりだが、REDMANはすでに多忙な2011年に照準を合わせている。
ベテラン・ラッパーは、METHOD MAN、BUN B、FAITH EVANSらをフィーチャーしたニュー・アルバムを、来年自らの古典的名盤である1996年の『MUDDY WATERS』の続編をリリースする前に違ったサウンドを追求するために使ったのだという。
「音楽的に箱の中から飛び出して、オレのライムや音楽的選択の成長ぶりを示したかったんだ」と今年40歳になったREDMANは言う。さらに、
「MICS, LIGHTS, CAMERA, ACTION」のような曲は今までよりぐっと政治色の強い発言になっているし、ピアノを中心にした「LEMME GET 2」は旅回りの人生についてのインスピレーションに溢れるメッセージが込められている。「オレはファンに対してやるべきことがある……それは、今はなくなってしまった90年代のソウルフルで実質のある音楽を再現することなんだ」
その他の音楽プロジェクトとして、彼は『MUDDY WATERS 2』のためにすでに5曲準備しており、2011年にリリースされたら「新しいクラシック」になることだろうと言っている。また、彼は来年、METHOD MANとの3度目のコラボレート作品『BLACKOUT! 3』もリリースするつもりだ。
さらに、METHOD MANと自分自身が出演する新しい映画の脚本も書いているが、2001年のコメディ映画『HOW HIGH』の続編は権利や事務処理の問題で作ることができないだろうと見ている。
「ユニバーサルはあの名前やキャラクターを手放そうとしないんだ。オレは、『オレたちにあの映画をやらせないなら、そんな映画やめちまえばいいのに』って感じなんだけど」
REDMANによると、新しい映画も「マリファナ関連だけど、ちゃんと意味があるんだ。オレは何か大きいことに取り組もうとしてるのさ」
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