2025/02/10 14:45
現地時間2025年2月9日に行われたケンドリック・ラマーの【スーパーボウル】ハーフタイム・ショーには、多くのメッセージが織り込まれていた。だがファンがこのパフォーマンスから受け取った教訓は、“ケンドリック・ラマーには手を出すな”というものだったようだ。
【スーパーボウル】サンデーを目前に控え、ラマーが米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100"で1位を獲得したドレイクに対するディス曲「Not Like Us」を披露するかについて多くの憶測が飛び交った。ドレイクは同曲をめぐってユニバーサル・ミュージック・グループを相手取って訴訟を起こしているだけでなく、歌詞の中にはかなり明確な非難の言葉も含まれている。ラマーはパフォーマンスの最中もこの論争でもてあそんでいたが、最終的には【グラミー賞】を5回受賞したこの曲を、二重の意味が含まれている“A-minor”の歌詞もそのままで披露した。
この動きに、Xユーザーの何人かはラマーの大胆さに感嘆し、あるユーザーは彼がカメラに向かって意図的に笑っている写真を投稿し、「真の“混沌とした善”の顔。ケンドリックは脅威だ」という添えた。同じ画像に別のXユーザーは、「この男、ケンドリック・ラマーはたった今ドレイクを料理した後にカメラに向かって笑った。ウケる」と書き込んだ。
ラマーの徹底的な狭量さに感銘を受けたファンもいた。XユーザーのAli Bは、「自分が狭量だってわかってるけど、ケンドリックほど狭量にはなれない。彼は狭量の北極星だ。憎悪に関して言えば革新的な存在。インスピレーションだ」と書いた。別のユーザーは、『ドラゴンボールZ』の怒りに燃える悟空のGIF画像とともに、「このパフォーマンスのためにすべての憎しみを楽屋で集めているケンドリック」と投稿した。
同じくラッパーのJPEGMAFIAは、「終わった。ケンドリックとは絶対に争ってはならない」と断言した。ハーフタイムの最後にシーザーズ・スーパードームの観客席に映し出された“GAME OVER”のメッセージの写真とともに、あるユーザーは、「ケンドリックは圧倒的だった。ゲーム・オーバー」と投稿した。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像