2013/08/15
大型アイドルフェスで大トリを務め(http://bit.ly/15ZAufP)、【RIJF】初参戦を実現し、さらにファンも交えて海水浴(http://bit.ly/14qN5Kc)と、今夏も大暴れの異端児的アイドルグループ BiS。8月11日【SUMMER SONIC 2013】大阪公演へ参戦した。
<体調不良のリーダー 満身創痍でサマソニ最終参戦>
伝説のノイズバンド 非常階段と結成した“BiS階段”の公演(http://bit.ly/17bwTvt)にて、濡れた下着や一斗缶などを客席に投げ入れる“地獄絵図”アクトを展開。その翌日よりプー・ルイ(リーダー)は体調不良となってしまい、イベント等を欠席していた。そして彼女の参加の有無が明らかにされないまま迎えた【SUMMER SONIC 2013】大阪公演。1年以内での解散を示唆しているBiSにとっては“最後のサマソニ”になるということもあってか、プー・ルイは満身創痍の状態で来阪し、全メンバー6人揃ってのサマソニ参戦を実現させた。
厳しい炎天下であったが、彼女たちはトップクラスの体力を要する「survival dAnce ~no no cry more~」でライブスタート。声の調子は万全ではなかったものの必死に歌い上げるプー・ルイと、それとシンクロするように熱量を上げる各メンバーに、楽しく暴れ回るオーディエンス。といった光景が広がると、曲を追う毎に集客数が増加。メンバーが必死な状態であればあるほどエモーションを増す「primal.」では、涙を流す人の姿も見受けられた。
◎のぞしゃん(マイペース担当)サマソニ終演後インタビュー
--サマソニの感想をお願いします。
のぞしゃん:やっぱり海外のバンドが大好きです! めっちゃ汗かきながらフォール・アウト・ボーイとリンキン・パークを観て、フォール・アウト・ボーイは新しいアルバムの1曲目と2曲目をやったんですけど、私、2曲目が一番好きで。1曲目も好きなんですけど、原キーでやらなかったんですよ。そっちも原キーで聴きたかったなぁ。
--自分たちのライブはどうでしたか?
のぞしゃん:納得いかなかったですね。上手くできたなって思えるライブなんてほとんどないんですけど、今日もいろいろダメだなって思いました。ライブ中の写真見ると、私、アゴ出てるんですよね。
--え、写真の話!?
のぞしゃん:なんか出てるんですよね。気がついたらこう顔を上げちゃってるんで、気を付けなきゃなって。ボイトレでもアゴを下げるように言われているので……首が前に出てるみたいです、私。
--プー・ルイさんが今日のライブで復帰しましたね。
のぞしゃん:よかったです。みんなでサマソニに出れたんで、良い思い出ですよ。悔いないですね、そこに関しては。ただ、ルイちゃん、タフなんですよね。だからなかなか休まないじゃないですか。なので、今回は本当に心配でしたね。今日は来てくれてよかったです。でもちゃんと休んでほしいです。
<敬愛するモーニング娘。OGと幸福共演「死んでもいい」>
また、サマソニ参戦の翌々日、8月13日【アイドル甲子園~ 横浜BLITZ球場 2DAYS ~】に出演したBiSは、サプライズ共演を体験。スペシャルゲストのモーニング娘。OG(新垣里沙、小川麻琴、久住小春)が、現役時代と遜色ないパフォーマンス(新垣里沙に関しては、声もダンスもキレ味が増していた)でもって「恋愛レボリューション21」「HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?」「浪漫 ~MY DEAR BOY~」「シャボン玉」と、攻めのナンバーばかり畳み掛けていたのだが、なんと最後にコラボ相手としてBiSをステージへ招聘したのである。
モーニング娘。ファンであるプー・ルイは「生きててよかった」と言いながら、完全に挙動不審。久住小春に抱きしめられると、へろへろになって「もう死んでもいい」と恍惚の表情を浮かべていた。そんなアイドル同士なのに“スターとヲタ”という構図になったモーニング娘。OG×BiSコラボでは「SEXY BOY ~そよ風に寄り添って~」を披露。王道アイドルの頂点と異端児アイドルが共に歌い踊るという、現実離れした光景がそこに広がっていた。なお、この2組による奇跡の集合写真はメンバーブログ(http://amba.to/1cAQNaa)やツイッター等で公開されている。
取材&テキスト:平賀哲雄
写真:河合太陽
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