FFのキャラデザインでお馴染み天野喜孝、HYDEを描写「生きていれば良いことある」

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2013/08/09 17:15

　8月8日ラフォーレミュージアム原宿にて、【天野喜孝×HYDE展天命と背徳～NIPPON EVOLUTION～】のプレス発表会および内覧会が開催された。

　この展覧会は大人気ゲームシリーズ『ファイナルファンタジー』のキャラクター・デザインで知られる天野喜孝と、HYDE（L'Arc～en～Ciel、VAMPS）によるコラボレーション・アート展。プレス発表会では、まず天野による即興ペインティングの様子が上映され、モデルとなったHYDEは「最初は照れがあったが、途中からこんな貴重な機会はないと思いながら天野さんのパッションを感じた」と制作時を振り返りつつ、「途中でくしゃみがしたくなったがこらえました」と笑いを誘う場面もあった。

　一方、天野は「書き始めの構成としては、帽子から描きはじめた。本人を目の前にすると緊張したが、HYDEさんは実際やさしい顔なのでそこを表現しようと特に意識した。HYDEさんの「JESUS CHRIST」をBGMに描き上げた約5分の時間を楽しむことが出来た」と当時の様子を明かしている。

　その後のトークセッションでは、展覧会のタイトルに掲げられている“天命と背徳”についてや、企画が成立した経緯、そして展示されている作品を日本以外の国の人にも観てもらいたいとアピールした。

　また、記者から画のモチーフになったことについて質問を受けたHYDEは、「生きていれば良いことあるんだなと思った。僕のファンも、天野さんのファンも僕も喜ぶので、この情熱的な作品の数々を見ると涙が出そうになる」と感激した様子で語り、さらに“（天野に）オールヌードを描いてもらいたいですか？”という問いに対しては「是非描いてもらいたいですね」と答えた。

　【天野喜孝×HYDE展天命と背徳～NIPPON EVOLUTION～】は、本日8月9日～8月31日までラフォーレミュージアム原宿にて催されているので、見事な作品の数々をぜひ観覧してもらいたい。

◎トークセッション時のコメント
■“天命と背徳”について
・HYDE
タイトルの相談を受けたときに日本語がいいのではないかと感じた。今回のアート展は世界に発信していくべき企画だと感じたので、あえて日本語で表現したかった。もともと“天使と悪魔”というテーマを聞いていたので、2人の名前が少しずつ掛ったもので、尚且つ“闇と光”の意味合いを持たせたかった。
・天野喜孝
“天命（天野）”と“背徳（HYDE）”でシャレかと思った。HYDEさんの放つ言葉の力はすごいと感じているので、最初に聞いた印象は、かっこいいタイトルだと感銘を受けた。

■本企画が成立した経緯
・天野喜孝
もともと自分が描く絵はHYDEさんに似ていると思っていた。提案する中で、テンポよく形となった。
・HYDE
僕で良いんですか？　と思うのと同時にすごく光栄だと感じている。天野さんのファンだったので、力になれるのであれば是非という気持ちで本企画に賛同した。

■今後の展望とファンへのメッセージ
・HYDE
とりあえず、この会場で天野さんとお酒を飲みたい。世界にこのような作品をもっと発信して、日本以外の国の人に見てもらいたい。様々な表現で描かれており、原画としてのタッチなど画集では味わえない作品の魅力を会場に是非足を運んで見に来て欲しい。
・天野喜孝
今回このような形で出来たことは大変うれしい。HYDEさんの言うように、これをきっかけに日本だけでなく海外の人に見てもらいたい。

◎【天野喜孝×HYDE展天命と背徳～NIPPON EVOLUTION～】
8月9日（金）～8月31日（土）東京・ラフォーレミュージアム原宿
オープン11：00 / クローズ21：00（最終入場20：30）
※8月31日（土）に関しては、クローズ18：00（最終入場17：00）

［前売り］
平日券一般1,800円、小学生以下500円（税込）
土日券一般1,800円、小学生以下500円（税込）
［当日］
一般1,800円、小学生以下500円（税込）
※前売り平日券（一般のみ）での入場特典として、枚数限定で月～金の曜日別5種のオリジナル・トレーディング・カードをプレゼント。
※未就学児童は無料