2013/08/05
7月31日にカバーコンセプトアルバム『ベストカバーズ~もっと日本。~』をリリースした中孝介。高橋愛とのモーニング娘。プラチナ期カバー「雨の降らない星では愛せないだろう?」を各所で生披露した。
<「当時、苦しかったこともいっぱいあった」高橋愛と生コラボ>
1500曲にものぼるリクエスト曲をもとに選曲された今作には、モーニング娘。の隠れた名曲「雨の降らない星では愛せないだろう?」カバーを収録。この楽曲をコンサート等で大切に歌っていた“プラチナ期”と呼ばれる時代のリーダー 高橋愛とコラボレーションを実現し、アイドルフリーク以外にもモーニング娘。の音楽的な素晴らしさを発信することになった。
その名曲を8月3日 ラゾーナ川崎 ルーファ広場にて2人では初の生披露。“地上でもっとも優しい歌声”と称される中孝介の声に酔いしれる人はもちろん、事前のインタビュー(http://bit.ly/13eGwXt)で「当時、苦しかったこともいっぱいあったし、藻掻いていた時期だったので。でもそのときの曲が数年後に改めて「良い」とされている。頑張っててよかったなって」と語っていた高橋愛の、喜びに溢れた声に瞳を濡らす人もおり、会場は感動的な空気で埋め尽くされた。
<ジュンジュンとリンリンも中国から呼んでもいいですか?>
◎中孝介×高橋愛 ラゾーナ川崎 ルーファ広場終演後インタビュー
終演後の囲み取材では、互いに互いの歌声を「素晴らしい」と絶賛していたふたり。Billboard JAPAN.comの質問には、以下のように答えた。
--次回、コラボするチャンスがあったら、ふたりでアッパーチューン。驚かれるような楽曲に挑戦してみたいと仰っていましたが。
高橋愛:ダンスに挑戦しますか?
中孝介:したいです。教えてください(笑)!
高橋愛:大丈夫ですよ、リズム感が素晴らしいので。
--中孝介ファン、モーニング娘。時代からの高橋愛ファンの目前で「雨の降らない星では愛せないだろう?」を歌うのは、どんな気分でした?
高橋愛:モーニング娘。のファンの方は全員喜んでくれたと思うんですよ。この曲を中孝介さんがカバーしてくれたことに対して。ジュンジュンとリンリン(当時のメンバー。2010年12月卒業)のTシャツを着ている方もいて、この曲が聴きたくて来てくれたんだなって嬉しくなりました。また、この曲を認めてもらえたことがすごく嬉しい。
--中さんとプラチナ期メンバー全員集合でも聴いてみたいですね。
中孝介:アハハハ!
高橋愛:あー良いですね! ジュンジュンとリンリンも中国から呼んでもいいですか?
中孝介:そこにはもう僕いれないですよ(笑)! 愛ちゃんひとりの隣りにいるだけでも恐縮なんですから!
高橋愛:いやいやいや!
--むしろ感謝してると思いますよ。今回の中さんのアクションには。
高橋愛:もう本当に感謝してると思います。ありがとうございます。
中孝介:いえいえ。でもYouTUBEのコメント欄にも「ありがとうございます」みたいなメッセージをすごくたくさん頂いて。本当に良い人たちだなって思いました。こちらこそありがとうございます。
<エモーションが高まった2人のボーカルセッション>
また、2人は、8月5日 お台場合衆国2013【とくダネ!ライブ】でも生共演。同じく「雨の降らない星では愛せないだろう?」を披露したのだが、平日の昼過ぎ、炎天下のステージにも関わらず、その声に誘われるようにファン以外の観客も多数会場へ歩み寄る。途中、高橋愛が上手く自分の声をコントロールできなくなる場面もあったが、それほどまでにエモーションが高まった2人のボーカルセッションは、涙を誘うに十分だった。
なお、中孝介は、8月30日より【中孝介 全国コンサートツアー2013『もっと日本。』】を開催。高橋愛は、11日より名作【2013TOURSミュージカル『赤毛のアン』】にて主演を務める。
取材&テキスト:平賀哲雄
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
SEVENTEENが癒し&傷を表現、日本4thシングル『消費期限』コンセプトフォト
2
<インタビュー>LiSA 全国アリーナツアーで決めた“戦い続ける”覚悟――今だから持つ自信と不安、そして至った新曲「QUEEN」
3
<インタビュー>Aile The Shotaが今考える、「リアル」で「ポップ」であるということ――より自らと向き合い、“J-POPSTAR”への道を固めた1stアルバム『REAL POP』
4
【先ヨミ・デジタル】Stray Kids『GIANT』がDLアルバム首位走行中 Sound Horizon/三代目JSBが続く
5
こっちのけんと「はいよろこんで」ストリーミング累計1億回再生突破
インタビュー・タイムマシン
注目の画像