2009/09/04 00:00
数週間前の全米シングル・チャートで、MAICHEAL FRANTIは20数年ぶりにランクインを果たしたが、そんな朗報の最中、当の本人は何と破裂した盲腸の手術を受けていたという。
ニューヨークでJIMMY FALLONが司会を務める深夜の人気トーク・ショーに出演したFRANTIは、「医者が言うには想像していたよりも症状が深刻だったらしく、手術前に“とにかく感染症を起こさないよう、ベストを尽くしますから”と言われたよ。僕は“20数年ぶりにヒットを飛ばしたというのに、ラジオで聴くことも叶わなかったらどうしてくれる?”って思ったよ」と、その時の様子を語っていた。
そして幸運にも命を取り留めたFRANTIは、久々のヒット曲「SAY HEY (I LOVE YOU)」をラジオで聴くという望みが叶い、今はチャートを更に上昇していく様子も目の当たりにしている状況だ。最新の全米シングル・チャートでは43位から25位へ大きく上昇し、ADULT TOP 40 CHARTでは16位から14位へ、そしてMAINSTREAM TOP 40 CHARTでは29位から22位へと上昇している。また今週のデジタル・ダウンロード数は54,000件に達し、トータル数は417,000件となり、HOT DIGITAL SONGS CHARTでは28位から17位へと上昇。YouTubeでのビデオ・クリップの視聴回数も、累計130万回に達する人気ぶりとなっている。
「SAY HEY (I LOVE YOU)」は、ダンスホール・レゲエ、フォーク、そしてニューオリンズにルーツをもつザディコ・ミュージックをミックスしたサウンドの曲で、MICHAEL FRANTI & SPEARHEADSの2008年のアルバム『ALL REBEL ROCKERS』に収録されている楽曲だ。そして楽曲が春にTRIPLE Aのラジオ局でブレイクしたのをきっかけに、この8月からはUNIVERSAL REPUBLIC RECORDSがプロモーションとディストリビューションを担うこととなり本格的なヒットにつながった。
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