2013/07/22
モリッシーが、南米公演の残りの日程がキャンセルされたと自身の公式ブログ“True To You”で発表した。
「今日、私は計画していた南米ツアーが消滅したこと、つまり安楽死させられたことを知らされた。信頼できる筋からの話では、資金不足が理由とのことだ。チケットを売るのはそんなに難しいことではなかったが、バンドやクルーを輸送するには不十分だったようだ」と綴っている。
元スミスのフロントマンであるモリッシーは今年、最初の南米公演をいくつか中止する原因となった食中毒や、バレット食道など、さまざまな健康問題による度重なる公演のキャンセルで、謝罪を繰り返している。
「未来が突然欠けてしまい、私の謝罪は今となっては頻繁過ぎていささか滑稽なくらいだ。しかし、南米ツアーは大きな地響きを立てて幕が下ろされ、2009年にあった今も解決されない問題と同様に、大きな問題を残している。明白な結論が鏡の中から私を見つめ返しており、ついに荷馬車の車輪が外れてしまったのだ。キャンセルと病は我々から命を吸い取り、その賢明な解決方法は唯一、何もしないというアートになるようだ」とモリッシーは続けている。
2009年はモリッシーの直近のアルバム『イヤーズ・オブ・リフューザル』がリリースされた年だ。彼はそれ以来、メジャーレーベルとの契約に漕ぎ着けていないことを公然と嘆いている。まだ出版されていない彼の伝記についてのニュースも最近では聞かれなくなったが、8月には、コンサート映画『モリッシー25:ライブ・アット・ハリウッド・ハイ』の公開が予定されている。
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