【ディズニープラス連載vol.4】BTS SUGAの苦悩やプレッシャー、憧れの師・坂本龍一との対面に密着『SUGA: Road to D-DAY』

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2024/07/19

　ディズニープラスでは、ザ・ビートルズのルーフトップ・コンサートなど音楽史の1ページを映し出す『ザ・ビートルズ：Get Back』、エド・シーランの人生を追った『エド・シーラン：The Sum of It All』、BTSの10年間の軌跡を収めた『BTS Monuments: Beyond The Star』など音楽ドキュメンタリー作品が充実している。

　さらに、テイラー・スウィフトの記録的ワールドツアーを収めた『Taylor Swift | The Eras Tour (Taylor's Version)』、エルトン・ジョンの最後の北米公演『エルトン・ジョン・ライヴ：Farewell from Dodger Stadium』、プロモーション来日が記憶に新しいビリー・アイリッシュの2ndアルバムのライブ演奏とアニメーションが融合する『ハピアー・ザン・エヴァー：L.A.へのラブレター』など、コンサートフィルムも配信されており、音楽ファン必見のラインナップは見逃せない。

　ディズニープラスで独占配信中のジャンル豊かで高品質の音楽作品の中からピックアップして、全4回にわたって紹介していく連載がスタート。今回ご紹介するのは、グローバル・スーパースター、BTSのSUGAに密着した『SUGA: Road to D-DAY』だ。

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　本作は、BTSのメインラッパーであるSUGAが「Agust D」名義でリリースしたアルバム『D-DAY』の制作の模様を追ったドキュメンタリー映画。コールドプレイやザ・チェインスモーカーズ、ホールジーなど、これまで数多くのビッグネームとコラボをしてきたSUGAは、ここではサンフランシスコやラスベガス、東京、ソウルなどを横断しながら自身の内面と向き合い、作品を作り上げていく過程を収録曲のミュージック・ビデオを合間に挟みながら赤裸々に明かしている。

　「成功して稼いで車や時計を手に入れても、少しも心は満たされない」「でも仲間と曲を作ることは楽しい。1日のうち12時間も制作に打ち込めることがあるのは幸せ」と語るシーンでは、自身のストイックなまでのクリエイティビティを垣間見せる。中でも必見は、SUGAが敬愛する坂本龍一と対面するシーンだ。坂本の最後の自伝『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』でも、この時の様子が坂本側からの視点で語られていたが、こうして映像で見ると感慨深いものがある。「50代、60代になっても音楽を続けたい。いつも自分の将来像を考える」と語るSUGA。アイドルとしての「自覚」と「戸惑い」の間で葛藤しつつ、表現スタイルを模索する姿はファンならずとも心動かされるだろう。

◎作品情報
『SUGA: Road to D-DAY』
ディズニープラス「スター」にて配信中
監督：パク・ジュンス
出演：SUGA
©2023 BIGHIT MUSIC & HYBE. All rights reserved.
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　ディズニープラスでは、ほかにも下記作品を配信中。あなたの“見たい”が見つかるかも!?
『PSY SUMMER SWAG 2022』
『J-HOPE IN THE BOX』
『ザ・ビートルズ: Let It Be』
『ボン・ジョヴィ：Thank You, Goodnight』
『SUPER JUNIOR: THE LAST MAN STANDING』

Text by 黒田隆憲