2024/07/17
ディズニープラスでは、ザ・ビートルズのルーフトップ・コンサートなど音楽史の1ページを映し出す『ザ・ビートルズ:Get Back』、エド・シーランの人生を追った『エド・シーラン:The Sum of It All』、BTSの10年間の軌跡を収めた『BTS Monuments: Beyond The Star』など音楽ドキュメンタリー作品が充実している。
さらに、テイラー・スウィフトの記録的ワールドツアーを収めた『Taylor Swift | The Eras Tour (Taylor's Version)』、エルトン・ジョンの最後の北米公演『エルトン・ジョン・ライヴ:Farewell from Dodger Stadium』、プロモーション来日が記憶に新しいビリー・アイリッシュの2ndアルバムのライブ演奏とアニメーションが融合する『ハピアー・ザン・エヴァー:L.A.へのラブレター』など、コンサートフィルムも配信されており、音楽ファン必見のラインナップは見逃せない。
ディズニープラスで独占配信中のジャンル豊かで高品質の音楽作品の中からピックアップして、全4回にわたって紹介していく連載がスタート。今回ご紹介するのは、【第63回グラミー賞®】で<年間最優秀アルバム賞>に輝いたテイラー・スウィフトの名作に隠されたメッセージをライブ演奏とともに紐解いていく『folklore:ロングポンド・スタジオ・セッション』だ。
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テイラー・スウィフトがコロナ禍にサプライズ・リリースした、通算8枚目のアルバム『フォークロア』(2020年)。その全17曲を披露するほか、それぞれの楽曲に込められた想いやエピソードを披露する、スウィフト自身が監督・撮影を務めたドキュメンタリー映画。撮影が行われたのは、ニューヨーク州郊外の自然豊かな歴史あるロングポンド・スタジオ。そこに、『フォークロア』の共同プロデューサーであるアーロン・デスナー(ザ・ナショナル)と、彼女の盟友ジャック・アントノフを招いてパフォーマンスが繰り広げられる。
曲ごとにピアノやエレキギター、アコギなど持ち替え、終始リラックスした雰囲気の中で演奏する3人の姿が印象的。特に、ボン・イヴェールことジャスティン・ヴァーノンがリモートで参加した「エグザイル」は白眉で、スウィフトとヴァーノンのハーモニーの美しさはもちろんのこと、BAREFOOT SOUNDのスピーカーなどが置かれたヴァーノンのプライベート・スタジオの様子が垣間見えるのも、ファンにとってはたまらないものがある。今回のアルバムでは「自然との融合」や「感情の不安定さと曖昧さ」、「容易ではない愛」など、これまでスフィフトが取り上げてこなかったテーマにチャレンジしたことをはじめ、3人がアルバム制作秘話を惜しみなく語っており、『フォークロア』の持つ魅力を多角的に堪能する上でも最適の1本だ。
◎作品情報
『folklore:ロングポンド・スタジオ・セッション』
ディズニープラスで独占配信中
出演:テイラー・スウィフト、アーロン・デスナー、ジャック・アントノフ、ジャスティン・ヴァーノン
© 2024 Disney
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ディズニープラスでは、ほかにも下記作品を配信中。あなたの“見たい”が見つかるかも!?
『オリヴィア・ロドリゴ:ドライビング・ホーム・2・ユー』
『BTS: PERMISSION TO DANCE ON STAGE – LA』
『BLACKPINK THE MOVIE』
『NCT 127: The Lost Boys』
『アビー・ロード・スタジオの伝説』
Text by 黒田隆憲
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