2010/11/10
11/8(月)の晩、NBCテレビのゴールデンタイムの特別番組『MATT LAUER REPORTS』の中で、GEORGE W. BUSH前大統領へのインタビューが放送され、その中で前大統領は2005年に起きたハリケーン・カトリーナへの対応策に絡む痛烈な批判を行ったKANYE WESTに対するコメントをした。
このインタビューは、前大統領の回想録『DECISION POINTS』の発売を記念して行われたもので、BUSH氏はWESTがカトリーナの直後に「GEORGE BUSHは黒人のことを何とも思っちゃいない」と暴言を浴びせたことに触れて、「あれは、まったくもって最悪の瞬間だった」とコメント。大統領の在任期間中で、最悪の記憶の1つだったと語った。
そしてインタビュアーのLAUERを前にしたBUSH氏は、目の前の机を手で叩きながら「1つだけ言わせてもらえば、私は彼(WEST)の物事の進め方をまったく評価しない。“この男は人種差別者だ”という発言は事実とは異なるし、実に憤りを覚えるものだった。まさに大統領在任期間中で、最も嫌悪感を覚える出来事の1つだった」と本音をぶちまけた。
このインタビューの一部が公表された先週、WESTはBUSH氏のコメントに対して「彼の気持ちは理解できる」と発言。それはまさに、昨年のMTV VIDEO MUSIC AWARDSでTAYLOR SWIFTからマイクを奪ったことで自らも“人種差別者”と痛烈に批判された経験からのコメントだったようだ。そしてWESTは、「今の俺は、以前よりもずっとオープンになったし、因果応報ということを身をもって学んだ。BUSH前大統領とは、今では人道主義的なレベルで以前よりもつながっている感じがしている」と語った。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像