Billboard JAPAN


NEWS

2013/07/16

松隈ケンタプロデュースの蟲ふるう夜に「僕の旅はここで終わる」

 中川翔子やBiSなどの楽曲手掛ける松隈ケンタサウンドプロデュースの新作『蟲の声』を7月17日 レンタル&配信限定リリースする蟲ふるう夜に。15日 Shibuya O-Crestにて二部構成ワンマンライブを敢行した。

 新規ファンの顔も多く見受けられた同公演では、第一部で前アルバム『蟲の音』を、第二部で新作『蟲の声』をそれぞれ再現し、入場時にはストーリーのあらすじが描かれたパンフレットも配布。蟻(vo)がまるで“蟲”に乗り移られたかのように「同じ種族で殺し合い、一方ではたった一度の命を自ら捨てる、、世の摂理を知らない、愚かな生き物、、ヒトの音」と告げたと思えば、「旅には“どこにでも行ける自由”と、“ここから逃げる”という二つの意味があるよね。みんなが今日ここに集まってくれたのが、“自由(を求めて)”だったら嬉しいけど、“逃げ場所”でも、私たちが受け止めるよ」と優しい声をかける場面もあり、この日は人間のリアルがあらゆる側面から表現されていた。

 また、「決めたんだ。もう逃げない。僕の旅はここで終わる」と宣言し、“蟲”との「別離」を歌い上げると、本編は終演。アンコールでは「クズみたいなお前らに贈るよ!」と煽ってモッシュピットを狂乱の渦とし、オーラスは「その笑顔が消えないように 明日を生きていくのが嫌にならないように」と、蟻が泣き笑いにも見える顔で熱唱。会場は大合唱に包まれている。

写真:粂井健太

◎ライブ【蟲ふるう夜に ワンマンLIVE“蟲の声”】
07月15日(月・祝)Shibuya O-Crest
第一部 蟲の音
01.蟲の音
02.クロイトモダチ
03.犬
04.ヒトの音
05.それでも、その手を
06.光軌一閃
07.アヲイトリ
08.明星
09.蟲の音 ~Reprise~
第二部 蟲の声
01.蟲の声
02.白の出会い
03.ふたつの旅立ち
04.オオカミの森
05.変わる景色
06.幻水の都
07.黒の出会い
08.一緒に逃げよう
09.戦争
10.灰の都
11.守るべきもの
12.別離
En1.働き蜂
En2.レンタル

蟲ふるう夜に その他の画像・最新情報へ

関連商品

この世界に花束を
キミノオルフェ「この世界に花束を」

2019/02/06

[CD]

¥1,320(税込)

スターシーカー
蟲ふるう夜に「スターシーカー」

2015/04/01

[CD]

¥1,019(税込)

スターシーカー
蟲ふるう夜に「スターシーカー」

2015/04/01

[CD]

¥1,019(税込)

わたしが愛すべきわたしへ
蟲ふるう夜に「わたしが愛すべきわたしへ」

2014/06/04

[CD]

¥1,000(税込)

蟲の音
蟲ふるう夜に「蟲の音」

2012/08/22

[CD]

¥1,572(税込)

この世界に花束を
キミノオルフェ「この世界に花束を」

2019/02/06

[CD]

¥1,320(税込)

スターシーカー
蟲ふるう夜に「スターシーカー」

2015/04/01

[CD]

¥1,019(税込)

スターシーカー
蟲ふるう夜に「スターシーカー」

2015/04/01

[CD]

¥1,019(税込)

わたしが愛すべきわたしへ
蟲ふるう夜に「わたしが愛すべきわたしへ」

2014/06/04

[CD]

¥1,000(税込)

蟲の音
蟲ふるう夜に「蟲の音」

2012/08/22

[CD]

¥1,572(税込)

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    <インタビュー>YUTA(NCT) ミニアルバム『Depth』に込めたソロアーティストとしての挑戦――「たくさんの経験があったから今がある」

  2. 2

    櫻坂46、躍進した2024年の集大成を魅せたグループ4周年ライブでZOZOマリン史上最大となる72,000人を動員

  3. 3

    和楽器バンド、活休前最後のツアーが開幕 10年分の感謝をこめた渾身のステージ

  4. 4

    JO1、ワールドツアー開催を発表「ここから世界に羽ばたいていきます」

  5. 5

    <インタビュー>米津玄師 新曲「Azalea」で向き合った、恋愛における“距離”――「愛情」の源にある“剥き身の生”とは

HOT IMAGES

注目の画像