2024/04/14 08:00
TBS系日曜劇場「アンチヒ-ロ-」の取材会が行われ、主演の長谷川博己が放送に向けた思いを語った。
本作は、長谷川が演じる主人公の弁護士が、犯罪者である証拠が100%そろっていても無罪を勝ち取る、限りなくダ-クで危険な“アンチ”な弁護士の姿を通して、“正義とははたして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかける。
取材会で長谷川は、台本を読んだ感想を聞かれ、「次はどうなるんだろうと期待させる作品になっています」と話した。
そして、「堅い言葉や法廷用語も多いですが、そうした無機質な言葉にどれだけ感情を乗せられるか、見ている人にどう分かりやすく伝えるかを考えながら作っていかなくてはいけないと思っています」と演じる上で意識していることも明かした。
日曜劇場「アンチヒ-ロ-」
クランクイン前には、実際に裁判を傍聴して役作りをしたという長谷川。「法廷の中は独特の雰囲気があるのですが、法律によって、人が人を裁くということは本当に難しいことだなと複雑な気持ちになりました。弁護士さんにも本当にいろいろな方がいて、その弁護士がどう弁護するのかや、被告人の話し方や身振り素振りなども少なからず裁判員に影響を与えているのを感じ、法律だけで決められるものなのかと思いましたし、かといって、感覚だけに頼って判断してしまうのもいけないということも感じました。そうしたことは今回の役作りのヒントにもなると思います」と裁判を傍聴した感想を語った。
さらに演じる主人公の弁護士について「僕が演じる主人公は、なぜそんな行動をしているのか分からない人間。これからスト-リ-が進んでいくことで明かされていくものもあるので、僕自身、まだどんな人物か理解できていないところがあります。挑戦的な役柄です」とコメントした。
最後に長谷川は「ともに謎を解いていく楽しさもありますし、僕のキャラクタ-は人々が世に対してモヤモヤするようなところをズバッと言ってくれる時もあります。そういう意味では、日曜劇場らしい痛快さもあるドラマです。視聴者の皆さんに楽しんでもらうために、全力で試行錯誤しながら撮影に挑んでいます。少し変化球もあるかもしれないドラマですが、今までとはまたちょっと違う感じできっと皆さんが期待されているものが見られると思います」とドラマをアピ-ルした。
日曜劇場「アンチヒ-ロ-」は、4月14日から、毎週日曜よる9時にTBS系で放送。
日曜劇場「アンチヒ-ロ-」
エンタメ OVO
関連記事
最新News
アクセスランキング
1
「KANの歌を歌い継いでいきたい」根本要/馬場俊英/K/トータス松本/槇原敬之がファンと紡ぐKANの音楽ヒストリー
2
<イベントレポート>藤井フミヤ、公式アンバサダーを務める没入型展覧会【クリムト・アライブ】に登場「もっと日本の人に知ってもらいたい」
3
倉木麻衣、3年ぶり待望のシンフォニック・コンサート開催決定 歌姫の「進化と深化」で魅せる新たなステージ
4
<インタビュー>結成10周年を超え、夢の紅白初出場へ――M!LK「イイじゃん」「好きすぎて滅!」で果たした飛躍、リーダー吉田仁人が語る
5
<ライブレポート>BAND-MAID、ファンと共に創り上げた渾身のツアーファイナルを経て世界へ
インタビュー・タイムマシン
注目の画像