2024/03/04
レイが、【ブリット・アワード2024】で、<アーティスト・オブ・ザ・イヤー>、<アルバム・オブ・ザ・イヤー>(『My 21st Century Blues』)、<ソング・オブ・ザ・イヤー>(070シェイクとのコラボ曲「Escapism.」、<R&B・アクト>、<ベスト・ニュー・アーティスト>、<ソングライター・オブ・ザ・イヤー>の史上最多となる6部門を受賞した。
これによりレイは、ハリー・スタイルズ(2023年)、アデル(2016年)、ブラー(1995年)がそれぞれ4部門で保持していた、一晩での最多受賞記録を更新した。過去2年間、<アーティスト・オブ・ザ・イヤー>はアデルとスタイルズが受賞していた。レイはまだ2人ほどのグローバル・スーパースターではないものの、母国での力強い後押しを受けて、その道を着実に歩んでいる。
レイは、<アルバム・オブ・ザ・イヤー>を受賞した際に、号泣しながら、「皆さんは、これが私にとってどれほど意味があるのか理解していないと思います……私は全国放送で大泣きしています。私のたった一つの夢はアーティストになることでした。そして今、私は<アルバム・オブ・ザ・イヤー>を手にしたアーティストになりました」と語った。
イギリスのオフィシャル・シングル・チャートで1位に輝き、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で最高22位を獲得した「Escapism」は、コラボ曲として5年前のカルヴィン・ハリスとデュア・リパの「One Kiss」以来となる<ソング・オブ・ザ・イヤー>受賞となった(ハリスとリパも今年それぞれ受賞している)。
現地時間2024年3月2日、英ロンドンのO2アリーナで開催された授賞式の共同司会は、クララ・アムフォ、マヤ・ジャマ、ローマン・ケンプが務めた。主催者によると、“受賞者の4分の3が女性とノンバイナリー”だったそうだ。イギリス以外のアーティストを対象とした3つのインターナショナル・アーティスト部門は、マイリー・サイラス、シザ、ボーイジーニアスと女性アーティストが総なめにした。なお、それぞれ4部門の候補に挙がり、ノミネート数がレイに次ぐ2番目に多かったセントラル・シーとJ・ハスは無冠となった。
◎【ブリット・アワード2024】受賞作品&アーティスト
Mastercard Album of the Year
<アルバム・オブ・ザ・イヤー>
『My 21st Century Blues』レイ
Artist of the Year
<アーティスト・オブ・ザ・イヤー>
レイ
Group of the Year
<グループ・オブ・ザ・イヤー>
ジャングル
Best New Artist
<ベスト・ニュー・アーティスト>
レイ
Song of the Year
<ソング・オブ・ザ・イヤー>
「Escapism.」レイ feat. 070シェイク
International Artist
<インターナショナル・アーティスト>
シザ
International Group
<インターナショナル・グループ>
ボーイジーニアス
International Song of the Year
<インターナショナル・ソング・オブ・ザ・イヤー>
「Flowers」マイリー・サイラス
Alternative/Rock Act Promoted by Radio X
<ロック/オルタナティブ・アクト>
ブリング・ミー・ザ・ホライズン
Hip-Hop/Grime/Rap Act Promoted by KISS Fresh
<ヒップホップ/グライム/ラップ・アクト>
カシスデッド
Dance Act Promoted by Capital Dance
<ダンス・アクト>
カルヴィン・ハリス
Pop Act Promoted by HITS Radio
<ポップ・アクト>
デュア・リパ
R&B Act Promoted by Capital XTRA
<R&B・アクト>
レイ
BRITs Rising Star
<BRITsライジング・スター>
ザ・ラスト・ディナー・パーティー
Producer of the Year
<プロデューサー・オブ・ザ・イヤー>
チェイス&ステイタス
Songwriter of the Year
<ソングライター・オブ・ザ・イヤー>
レイ
Global Icon Award
<グローバル・アイコン・アワード>
カイリー・ミノーグ
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