2024/03/03 14:00
2024年2月28日公開のBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”(集計期間:2024年2月19日~2月25日)で531,916枚を売り上げて首位を獲得した櫻坂46の『何歳の頃に戻りたいのか?』。
櫻坂46の8thシングルである本作は、初回仕様限定盤 TYPE-A・B・C・D、そして通常盤の5形態で2月21日にリリースされている。また、前述の531,916枚は自己最高2位の初週記録となっている。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し『何歳の頃に戻りたいのか?』の販売動向を調査する。図1(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/135247/2)は『何歳の頃に戻りたいのか?』と2023年10月リリースの7thシングル『承認欲求』、2023年6月リリースの6thシングル『Start over!』の実店舗での発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また、一般的なシングルの販売比率とも比較するため、昨年(2023年)に発売された全てのシングルの販売比率も“全シングル”としてグラフに追加している。
グラフを見てみると、『何歳の頃に戻りたいのか?』は過去2作と非常に近い販売比率を記録していることがまず目に入る。どの作品も共通して関東が55%以上を占めていて、その次に近畿、中部が続いている。また、近畿の比率がStart over!(12.3%)、承認欲求(13.2%)、『何歳の頃に戻りたいのか?』(14.4%)と増加傾向にあるなど、安定した人気を保ちつつ、同地域での支持を拡大できていることが伺える。
全シングルと比較すると、『何歳の頃に戻りたいのか?』を含む直近3作は関東の数値が全体より高い比率をどれも記録していて、直近で増加傾向を見せている甲信越、四国、九州、前述の近畿など、その他の地域に関しては、全シングルに近い数値となっている(どれも±1%以内の差)。
直近の過去作に近い販売動向を記録し、櫻坂46の人気の安定感を示した『何歳の頃に戻りたいのか?』。3月からアリーナツアー【櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?-】がスタートした中で、本作が2周目以降にどのようなチャートアクションを見せていくのか、注視していきたい。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像




櫻坂46、アリーナツアー追加公演を発表「自信を持って東京ドームのステージに立てる」
【ビルボード】櫻坂46『何歳の頃に戻りたいのか?』53.1万枚でシングル・セールス首位
【Top Japan Hits by Women】櫻坂46「何歳の頃に戻りたいのか?」など計7曲が初登場
櫻坂46、三期生楽曲「何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう」MV公開
櫻坂46、8thシングルのジャケ写発表&BACKS楽曲MV公開へ










