7人7様の“可愛い”と熱い想いを爆発させながら活動している新生アイドルグループ・可愛いって言わないと呪う！（通称：かわのろ）。2月3日に2度目の定期公演【かわのろフィーバーvol.2 7人合同生誕SP】を開催し、来年1月14日に初ワンマンライブをなんとSpotify O-EASTにて実現することを発表した。

＜勢いに乗りまくるかわのろ 前代未聞の7人合同生誕祭＞

　昨年12月のデビュー以降着実にファンを増やし、アイドル顔面ランキング上位席巻、グループ内ユニット3組のお披露目ライブ敢行、初CD作品となる1stEP『初めまして、かわのろちゃんです。』リリース＆初の沖縄遠征決定と、凄まじい勢いで注目を集めている彼女たち。2度目の定期公演では、メンバー全員の生誕祭をまとめて行うという、前代未聞の7人合同生誕SPを実現。というわけで、会場にはグループ全体のファンはもちろん、7人それぞれを推すオーディエンスがこぞって集結し、その愛情に応えるべくかわのろの面々は冒頭から「しあわせゲットだぜ□」（※□＝ハート）「中華食べたい」といったキラキラチューンを満面の笑みで畳み掛けていく。

＜7人7様のソロライブであらゆるアイドルの魅力をお届け＞

　そして、7人合同生誕SPならではの企画として、7人それぞれのソロライブを初披露。トップバッターを飾った水嬉るい（水色）は「精一杯楽しませるので、一緒にドキドキしていってね！ みんなでみんなの誕生日をお祝いしよう！」と星乃夢奈「好きすぎてムカつくバースデイ」をカバーすると、女の子のファンからも歓喜の叫び声が上がるほど“これぞアイドル！”なアクトを展開し、さらにTWICE「BDZ」のカバーではシンガロングを煽りながら、ハートフルな笑顔で「好き」という気持ちを何度も伝えて会場をトキメキで埋め尽くしてみせた。その後“ふぃくしょん（舞白ゆきだま（白色）＆翠茉りの（エメラルドグリーン）＆星菜あむ（紫色）”のクールでキレッキレなダンスパフォーマンスを挟んで登場したのは、桃実ゆな（ピンク）。aiko「カブトムシ」を子供の頃から習ってきたピアノの弾き語りで披露したのだが、まるでaikoが弾いているのかと思わせる再現度の高さ～後半のフリージャズを想起させる自由度の高い演奏、切なる想いを込めたボーカルで観客の度肝を抜いていく。その後のAKB48「最強ツインテール」カバーは、天才的な可愛さ全開でこれまた驚かされた。

　続く月城りん（黄色）は、昨年東京ドームで伝説となったBiSHの代表曲「プロミスザスター」を抒情的な歌声で響かせ、会場の熱気を一気に上昇させたかと思えば、さらに「みんなにもおっきい声を出してもらおうと思って。覚悟はいいか！」と、iLiFE!の「アイドルライフスターターパック」を観客とヲタ芸＆コールに興じながら大スパーク。ステージ上にいながらオタクのパートまで完璧に担うアイドルを初めて見たかもしれない（笑）。また、翠茉りのは「私のお母さんもアイドルになることに憧れていたみたいで、結局なれなかったんですけど、その想いを私が背負って頑張ろうということで、私がかわのろオーディションの二次審査で歌った曲になります」と、エメラルドグリーンのサイリウムの光に包まれながら中山美穂＆WANDS「世界中の誰よりきっと」を披露。まさかミポリン世代のアイドルソングまで体感させてくれると思わず、彼女の二世代に及ぶアイドルへの憧れまで感じられて胸が熱くなってしまった。

　なんて感傷に浸っていたら、今度は星菜あむが「普段はあむのことを推してない人も、この5分はあむのことだけ見てください！ 盛り上がっていきましょー！」と、アイドルモード200％の笑顔とパフォーマンスでもってももいろクローバーZ「走れ!」をカバー。ももクロが多くのアイドルファンの笑顔と涙を溢れさせてきた名曲中の名曲だが、この日はすべての歌詞が彼女のアイドル人生と重なって響き渡り、感動的なムードを生み出していく。また、舞白ゆきだまは「歌う前にちょっとだけ長めの話をさせて下さい」と、デビュー前のインタビューでも話していた「日本武道館に立ちたい」という夢を持つきっかけとなったアイドルについて切々と語り、そのアイドルが所属していたグループの楽曲を「自分と同じように弱くてマジメで生きづらいような人たちごと守りたい。君たちに生きてほしい」という想いを込めて泣きながら熱唱。この日最もエモーショナルな歌声とパフォーマンスに誰もが釘付けとなっていた。

　そんなソロライブのトリと務めることになったリーダー・絢愛かれん（赤色）は、今ここで体現された各メンバーそれぞれに違う個性と生き様、そのすべてを尊むべきアイドルの在り方であると全肯定するように「アイドル」を披露。YOASOBIが世界中にアイドルの存在を知らしめた大ヒット曲だが、かれんは自分と自分にとって大切な仲間とファンだけの為に純度高く歌い踊ってみせる。さらには、今日本に存在するすべてのアイドル文化のルーツと言っても過言ではない、松田聖子の「赤いスイートピー」をかわのろ髄一の歌唱力でもってお届け。約70分にも及ぶソロコーナーを劇的に締め括ってみせた。

＜初ワンマン開催決定！ 1300人のキャパシティ誇るO-EASTへ＞
　
　先月の定期公演で、まだデビュー1か月ながらグループ内ユニット3組のお披露目ライブを観たときも「こんな武器を隠し持っていたのか！」と驚かされたが、今回の7人7様のソロライブはそれを超える衝撃があった。そして、その7人が渾然一体となったアイドルグループ・かわのろのライブが最後に再び披露されたのだが、「IDOL LIFE」「可愛いって言わないと呪う」といった代表曲を全身全霊でパフォーマンスする姿を観ながら、これだけバラバラのキャラクターの持ち主たちが一点に向かって走ることを可能にした音楽と、それを生み出したプロデューサー・メイビーモエの才覚にも改めて驚かされる夜となった。

　また、そんな驚きっぱなしだった【かわのろフィーバーvol.2 7人合同生誕SP】最大のサプライズとして、2025年1月14日（火）東京・渋谷Spotify O-EASTにて【可愛いって言わないと呪う！1st Oneman LIVE「かわのろちゃん超ド級□初わんまんっ！in Spotify O-EAST」】（※□＝ハート）を開催することが発表された。デビュー2ヶ月でこれだけの成長を見せているだけでも十分凄いことなのだが、僅かデビュー1年ちょっとで1300人のキャパシティを誇る会場でワンマンライブをやってのけようとする、その意気込みに会場中の誰もが大きな拍手と歓声を送っていた。

　新生アイドルグループであることを忘れさせる勢いで突っ走る可愛いって言わないと呪う！。O-EASTという大型クエストに向けて、これから約1年でどんな成長とストーリーを見せてくれるのか。かわのろ未体験の人も含めてぜひ注目してほしい。

取材＆テキスト：平賀哲雄
撮影：藤咲千明

◎イベント情報

主催公演【超ド級ライブ vol.2～沖縄編～
2024年3月23日（土）沖縄Output
第1部 OPEN 15:00 / START 15:20
第2部 OPEN 18:30 / START 18:50
※詳細は後日発表

単独公演【可愛いって言わないと呪う！1st Oneman LIVE「かわのろちゃん超ド級□初わんまんっ！in Spotify O-EAST」】（※□＝ハート）
2025年1月14日（火）東京・渋谷Spotify O-EAST
開場 17:30 開演 18:30（※変更の可能性があります）
＜グッズ付きチケット＞
SSSチケット 77777円（7枚限定・抽選）
SSチケット 30000円（枚数限定・先着）
Sチケット 10000円
＜一般＞
Aチケット 2000円
※入場時に＋1drink代必要
【入場順】
SSS→SS→S→A→A紙チケ

◎リリース情報
1stEP『初めまして、かわのろちゃんです。』
2024/3/20 RELEASE
HinekuRecords／HNKR-010 1,000円（tax in）
CD収録曲：
01.可愛いって言わないと呪う
02.しあわせゲットだぜ□
03.アイドルのゆううつ。
04.可愛いって言わないと呪う (instrumental)
05.しあわせゲットだぜ□ (instrumental)
06.アイドルのゆううつ。 (instrumental)
（※□＝ハート）

◎可愛いって言わないと呪う！オフィシャルサイト
https://kawanoro.bitfan.id/
◎可愛いって言わないと呪う！X公式アカウント
https://twitter.com/kawanoro_info
◎可愛いって言わないと呪う！TikTok公式アカウント
https://www.tiktok.com/@kawanoro_official
◎可愛いって言わないと呪う！YouTube公式チャンネル
https://www.youtube.com/@kawaiitteiwanaitonorou