2024/01/29
ファレル・ウィリアムスにとって、有名になる前にレゴで何時間も遊んだ子ども時代が実を結んだようだ。彼はこのカラフルなブロックに夢中になった幼少期を、今度の伝記映画『Piece by Piece』(原題)を構成する要素として活かしている。
現地時間2024年1月26日に彼は、「子どもの頃にレゴで遊んでいたことが、自分の人生を描いた映画に発展するなんて誰が想像できただろう。他の誰にでもできるという証拠だ」と、10月11日に全米公開予定のこの映画のタイトルのハッシュタグとともにインスタグラムに投稿した。
彼はこの文章とともに、人間の進化の過程をレゴを使って表現したポップでユニークな画像も投稿している。1×1の平らな板から1×1のブロック、黄金のミニ・フィギュア、そして最後にはファレルをイメージした迷彩服を着たミニ・フィギュアへと進化して歩き出しているものだ。
【アカデミー賞】受賞者であるモーガン・ネヴィル(『バックコーラスの歌姫たち』)が監督を務める本作を発表したフォーカス・フィーチャーズのリリースによると、本作は「ファレル・ウィリアムスのクリエイティブな才能の魔法と輝きを、レゴ・ブロックひとつひとつで表現した他に類を見ない映画体験だ。ファレルは、自分の人生について従来の映画を作ることに興味がなく、観客の想像力を自由にするような方法で自分の物語を語ろうとした。彼の唯一無二のビジョンから生まれた“Piece by Piece”は、ジャンルや予想を覆し、観客を何でも可能なレゴの世界へといざなう」と説明されている。
ネヴィル監督は、プロデューサーのケイトリン・ロジャース、ファレル、ミミ・バルデス、ファレルのレーベル/クリエイティブ集団<i am OTHER>のシャニ・サクソンとともに、この映画の共同プロデューサーも務めている。ジル・ウィルファートとキース・マローンはレゴ・グループを代表して製作総指揮を務める。
監督は声明で、「5年前にファレル・ウィリアムスが、レゴ・アニメーションを通して自身の物語を語る手助けをしてほしいと私に持ちかけてきた。これは私が進みたい旅だと一瞬でわかった、稀有な瞬間だった。フォーカス・フィーチャーズとレゴ・グループのパートナーが、私たちのクレイジーなミッションを信じてくれたことに感謝している。私たちは、新しいタイプの映画を作るために、クリエイティブな協力者の素晴らしいチームを集めた。人々に見てもらうのが待ちきれない」とコメントしている。
ファレルも、レゴを使って自分のストーリーを伝えたいという“このクレイジーなビジョン”を持ったとき、ネヴィル以上のパートナーは想像できなかったと付け加えた。彼は、「彼は伝説だ。フォーカス(・フィーチャーズ)が僕らとコラボしたいと言ってくれたことに感謝しているし、これを世界と共有し、人々を僕の世界に引き込むことができて光栄だ。レゴ・ブロックで作ることは、想像力に従うことを促してくれる」と述べている。
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