2024/01/27
今週の洋楽まとめニュースは【第66回グラミー賞】に関する話題から。ビリー・ジョエルが、現地時間2024年2月4日に米ロサンゼルスのクリプト・ドット・コム・アリーナで開催される【第66回グラミー賞】でパフォーマンスすることが発表された。この3日前には、ジョエルによる約17年ぶりのポップ・シングル「Turn the Lights Back On」がコロンビア・レコードからリリースされる。
ジョエルは、デュア・リパ、ビリー・アイリッシュ、オリヴィア・ロドリゴ、トラヴィス・スコット、ルーク・コムズ、バーナ・ボーイに続く今年7組目のパフォーマーとして発表された。ジョエルは、この中で今年の【グラミー賞】の候補者ではない唯一のアーティストだ。
現地時間2024年1月23日、カニエ・ウェスト(イェー)がタイ・ダラー・サインとのコラボ・プロジェクト『Vultures』を予告するアルバムの不穏なティーザーを公開した。ジョン・ラフマンが監督したこのビジュアルは、全体を通して悪夢のようなシーンが続き、カニエ、タイ・ダラー・サインやリル・ダーク、バンプ・Jの出演はない。
この不気味な映像では、ハゲタカ(英語でvulture)に召喚された市民たちの魂が新たな宿主に乗り移られ、支配されているように見える。戦いに向かう彼らは、街が爆発的な猛攻撃の標的になる中、一人また一人と消えていく。予告編の最後には、『Vultures』を3部に分けるというカニエの計画が明かされ、最初の作品は以前から確認されていたとおり2月9日に、他の作品は3月8日と4月5日にリリースされる。カニエはその後、自身のインスタグラム・ストーリーへの投稿でリリース日とさまざまなアルバム・カバーを正式に発表した。
カニエ・ウェスト、コラボAL『Vultures』3部作の不気味なティーザー映像公開
ビリー・ジョエルが最後にポップ・アルバムをリリースしたのは、1993年の『リヴァー・オブ・ドリームス』だったが、30年以上が経過した今年、彼の新しいポップ・シングル「Turn the Lights Back On」(ターン・ザ・ライツ・バック・オン)がリリースされる。
ビリー・ジョエル、新曲「Turn the Lights Back On」を2/1にリリース
さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、アリアナ・グランデの新曲「yes, and?」が1位に初登場を獲得した。
ジャック・ハーロウの「ラヴィン・オン・ミー」は先週の1位から2位にダウンしたが、エアプレイ・チャートでは「ファースト・クラス」に続く2曲目の首位を獲得した。その他、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートとラップ・ソング・チャートではそれぞれ10週目の首位を獲得している。
テイラー・スウィフトの「クルーエル・サマー」も2位から3位、テイト・マクレーの「グリーディー」も3位から4位にそれぞれワンランクダウンして、今週5位には21サヴェージの新曲「Redrum」が初登場した。
【米ビルボード・ソング・チャート】アリアナ・グランデ「yes, and?」初登場1位、21サヴェージTOP10に2曲送り込む
そして、米ジョージア州出身のラッパー=21サヴェージの新作『アメリカン・ドリーム』が1位に初登場した。
続いて今週2位には、コロンビア出身のシンガー・ソングライター=カリ・ウチスの新作『オルキデアス』が初登場。本作は、2023年3月に発表した前作『レッド・ムーン・イン・ヴィーナス』から約1年ぶり、4枚目のスタジオ・アルバムで、その前作が記録した4位を上回る最高位更新と、2作目のTOP10入りを果たした。
【米ビルボード・アルバム・チャート】21サヴェージ4作連続首位、カリ・ウチスが2位に続く
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