2013/06/22
映画『100回泣くこと』の初日舞台あいさつが22日、東京都内で行われ、出演者の関ジャニ∞の大倉忠義、桐谷美玲、ともさかりえ、廣木隆一監督が登壇した。
本作は、4年前のバイク事故で記憶の一部を失った藤井(大倉)と余命を宣告された恋人の佳美(桐谷)が繰り広げる切ないラブストーリー。
本作が映画単独初主演となった大倉は「ドラマでは『へったクソな芝居しやがったな~』と思っている方とも、直接お会いすることがなかったので今まで耐えられた」と冗談を飛ばしながら「今日は、見終わった直後にお会いするので“全然泣いてなかったらどうしよう”とかいろいろ考えた。でもこうしていい雰囲気の中であいさつできて本当によかった」と喜びをかみしめた。
印象に残っているシーンを尋ねられた大倉は「たくさんあるので聞かれるたびに違うシーンを答えている」と前置きしつつ「ハワイの撮影では、現地のスタッフさんやエキストラの方々が本当に多くて。撮影の合い間に話し掛けていただいたのに、愛想笑いしかできなかった」と苦笑した。
一方、桐谷は「2人でバイクに乗ったり、料理をしたりという幸せなシーンは本当に楽しんで撮影した。最後に、2人の考えていることが“ちょっとだけ違う”というのもこの映画ならではなのかなと思う。(2人が)かわいらしくて幸せなんだけど、ちょっぴり切ないところが好き」と本作への思いを語った。
また、この日を皮切りに、映画のPRで愛知、大阪、福岡、宮城を回る予定の大倉は、観客からの100の質問に自身が答える「100問聞くこと」企画の実施を発表した。「どんな質問にも答えるの?」と問われた大倉は「ちゃんと厳選して際どいものはカットさせてもらいます」と笑わせながらも「基本的には何でも答えようと思うので、気になっていることがあればどんどん聞いてほしい」とアピール。この日は監督とキャストが大倉に質問をすることになった。
桐谷からの「大倉さんが今かなえたいことは何?」という質問には「1発目なので、まっとうに答えさせていただきますと、やっぱりこの映画の大ヒットです」と力強く回答、会場からは大きな拍手が起こった。また、撮影でハワイを訪れたことに触れ「男のマネジャーと2人で浜辺に寝転んだときに『これは来るならプライベートだな』と思った。次は、仲のいい友達とキャッキャして遊びたい」と願望を明かした。
続いて、ともさかの「大倉くんが個人的に最近ついたうそは?」という質問には「うそはなかなかつかないですけど、ちょうど昨日うそをついた」とニヤリ。「昨日安田(章大)くんとご飯を食べたんだけど、今日のことがあるので『早く帰りたいな』と思っていた。でも安田くんは『カラオケに行きたい』と盛り上がり、さらに熱唱し始めた。『明日何時?』と聞かれ、本当は10時ぐらいだったけど『7時か8時ぐらい』とうそをついてしまった」と告白。「これでうそがバレちゃうのでは?」と突っ込まれると「安田くんには、こういううそをたくさんついているので大丈夫かな」と笑わせた。
さらに、廣木監督から「オフの日は何しているの?」と尋ねられた大倉は「オフは泣きたいので、映画館に一人で行きます。インターネットで周りに誰もいない席を探してポチっと予約して、映画館で泣いたりしてます」と意外な一面を吐露。「この映画も、大きいスクリーンで見たい。なので、どこかに出没するかもしれません」と語り、会場を盛り上げた。
大倉は最後に「この作品に関わらせていただいて本当に幸せです。スタッフの皆さんに支えられ素晴らしい作品になったと思うし、自分にとっても大切な作品になった。たくさんの方に見ていただけるように、皆さんが強制的に口コミで広げていただければ…」とおちゃめにPRして、あいさつを締めくくった。
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