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2013/06/21

ロビン・シック 「ブラード・ラインズ」が2週連続全米No.1獲得

 先週に引き続き、ロビン・シックの「ブラード・ラインズ」が2週目のNo.1をマークした、6月29日付HOT100チャート。

 No.1となった先週のチャートでは、前週から40%以上もポイントを伸ばして一気に首位に到達、初登場から8週目という短期間でのNo.1獲得ということもあり、今後もロングヒットになることは間違いなさそうだ。さらに、この曲にクレジットされているファレル・ウィリアムスにとっては、ダフト・パンクの「ゲット・ラッキー」が、先週の3位から2位に上昇したことで、いわゆるワンツーフィニッシュを達成したことになる。「ブラード・ラインズ」はニューソウル調のナンバーで、「ゲット・ラッキー」はディスコソング。ブルーノ・マーズが今年、2曲のNo.1ソングを獲得した、「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」や「君がいたあの頃に」といったヒットを含め、今年は70年代のリメイクが人気を集めている。「ブラード・ラインズ」の大ヒットにより、ロビン・シックの最新アルバムが7月30日にリリースされることも発表された。

 3位にダウンした、マックルモア&ライアン・ルイスの「キャント・ホールド・アス」を挟み、先週の6位から4位に上昇したのは、イマジン・ドラゴンズの「レディオアクティブ」。4月13日付で、初のTOP10入りを果たし、一旦圏外になるも、1ヶ月後の5月18日付で、再びTOP10入り。そして今週、登場42週目で初のTOP5入りを果たすという快挙を成し遂げた。50週を超えた前シングル、「イッツ・タイム」が圏外になったところで、次のシングル「デモンズ」が、今週67位に上昇している。イマジン・ドラゴンズは、今週来日が決まっていて、23日にはライブを開催する予定。

 今週はTOP10外からのランクイン、TOP10から圏外になった楽曲はなく、7位以下は先週と変わらない結果となった。惜しくも、TOP10入りを果たさなかったが、次週間違いなくランクインが予想されるのは、11位まで上昇した、ブルーノ・マーズの「トレジャー」。アルバム『アンオーソドックス・ジュークボックス』から、3曲連続のTOP10入り、連続No.1獲得が期待されていて、達成すれば10曲目のTOP10入りを獲得することになる。

 14位には、先週の24位から10ランクアップした、ゼッドの「クラリティ」がランクイン。レディー・ガガのリミックスも手掛ける、エレクトロニック界の名DJ兼プロデューサーで、自身のシングル曲が、TOP20入りしたのは、これが始めて。この曲が収録されている同タイトルのアルバム、『クラリティ』には、初音ミクが「スペクトラム」のリミックスに参加していて、Japan Hot 100チャートでは、4位まで上昇している。18位には、女優のアナ・ケンドリックがランクイン。この「カップス」は、1993年にブルックス&ダンがリリースした「ユア・ゴナ・ミス・ミー・ホエン・アイム・ゴーン」が原曲で、ユニバーサルの新作ミュージカル「ピッチ・パーフェクト」で歌われていることから、人気を集めた。そして、登場10週目で、20位に上昇したのが、アヴリル・ラヴィーンの「ネヴァー・グローイング・アップ」。2年前にリリースされた「ワット・ザ・ヘル」以来2年振りのランクインで、8曲目のTOP20ソングとなった。

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