2023/12/14 16:00
ビヨンセのセルフタイトル・ビジュアル・アルバムがリリースされてから10年が経ち、寡黙なことで有名な彼女でさえも、この記念すべき日を祝いたくなったようだ。時計の針が現地時間2023年12月13日の午前0時を告げると、ビヨンセは自身の公式インスタグラムに、絶賛され、自身のキャリアを転換させた5thスタジオ・アルバムを記念した短いモンタージュ動画を公開した。
リールの背景でビヨンセは、「今でもアルバムをリリースするたびに怖くなる。私は自分の芸術の深い目的を常に探し求めている」と述べている。ビヨンセが投稿したリールは、彼女の5部構成の『Self-Titled』ドキュメンタリー、パフォーマンス映像、アルバムの17本のミュージック・ビデオの一部、メディア映像、そして2013年12月13日の夜にこのアルバムが突然リリースされた当時のファンのリアクション映像などで構成されている。
ビヨンセは10年前、14曲入りのビジュアル・アルバムを発売前のアナウンスもプロモーションもまったくないまま、チャートの集計週の途中に発表した。このアルバムは商業的に大ヒットとなり、わずか3日間のセールスで米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を獲得した。当時、『ビヨンセ』はiTunes史上最も早く売れたアルバムとなった。
米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で2位を記録したヒット曲「Drunk in Love」(ジェイ・Zとの共作)をはじめ、「7/11」(13位)、「Partition」(23位)、「Flawless」(41位)、「XO」(45位)を生み出したこのアルバムは、【グラミー賞】3部門で受賞し、年末や10年間のアルバム・リストにもランクインした。記録を塗り替えたこの作品は、ビヨンセが当時最も実験的かつ政治的で、【MTVビデオ・ミュージック・アワード】のステージで“フェミニスト”と大きく表示されたスクリーンの前に堂々と立ち、初めて自身のR&Bベースにトラップを大きく取り入れた。
リールのナレーションのほとんどは、アルバムに付属するドキュメンタリー『Self-Titled』の第1話から引用されているが、ビヨンセは新しいメッセージを録音しており、動画の一番最後に“10周年おめでとう”と言っている。
彼女の象徴的なビジュアル・アルバムから10年経った今、今度はMVが発表されていない最新アルバム『ルネッサンス』のビジュアルをファンは待ち望んでいる。一方でコンサート・ドキュメンタリー映画『Renaissance: A Film by Beyoncé』は世界中の映画館で公開中だ。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像



ビヨンセ、【ルネッサンス・ワールド・ツアー】の成功で純資産が10億ドルに近づく
ビヨンセ、コンサート映画の成功を受けてファンからの“溢れんばかりの愛”に感謝
テイラー・スウィフト、ビヨンセとの友情やツアー比較について語る
テイラー・スウィフト/ビヨンセら、2023年版フォーブス「世界で最もパワフルな女性100人」に選出
ビヨンセ、コンサート映画のロンドン・プレミアにテイラー・スウィフト出席










