2023/11/21 11:10
クボタカイが11月17日、ニューアルバム『返事はいらない』を引っ提げたツアーのファイナル公演を東京・渋谷WWWにて開催した。
福岡、名古屋、大阪で開催されたツアーのファイナル公演となったこの日のライブは、最新アルバムの楽曲をあますことなく堪能できる一夜となった。
本公演は、クボタのライブではお馴染みとなっているポップなラップナンバー「MIDNIGHT DANCING」からスタート。続いて新作からフューチャーファンクなナンバー「タイムリミット」でバンドメンバーによる小気味いいカッティングとグルーヴで会場のテンションを上げていく。この日のバンドメンバーは、木下哲(Gt. / 礼賛)、中村圭作(Key.)、GOTO(Dr. / 礼賛、DALLJUB STEP CLUB)、村田シゲ(Ba. / □□□)という布陣だった。
立て続けに新作から「ひらめき」「バニラ」を演奏し、さっそくクボタらしい音楽性の多彩さを感じさせる。挨拶のMCを挟み、フリースタイルラップがはじまるとGOTOとの掛け合いでライブならではのセッションでスキルを見せる。そしてまた新作からミディアムな「エックスフレンド」「カップル」「Sunset City」と続け、観客は気持ちよく体を揺らしていた。
アコースティックギターを持つと「せいかつ」そして、映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』の主題歌として書き下ろされた「隣」を歌い上げ、クボタのソングライティングの幅広さ、歌詞世界の表現を感じられる一幕となった。
中盤には、アッパーなナンバーを立て続けに披露し会場をさらにあたため、終盤は「ふたりぼっち」というポップな裏打ちナンバーから、「夢で逢えたら」の切ないミドルナンバー、「ロマンスでした」「蝶つがい」とクボタのボーカルで聴かせるラブソングといった新作からのナンバーたちでクライマックスを迎え本編は終了した。
アンコールで登場すると、この曲を歌いたかったと語り「MENOU」、そして最後にはライブでもお馴染みとなっている「ピアス」を披露してこの日のライブは終演となった。
Photo by SARU(SARUYA AYUMI)
◎セットリスト
【クボタカイ 2nd Album Release Tour 2023 『返事はいらない』 】
2023年11月17日(金)東京・渋谷WWW
01.MIDNIGHT DANCING
02.タイムリミット
03.ひらめき
04.バニラ
05.拝啓(Freestyle)
06.エックスフレンド
07.カップル
08.Sunset City
09.せいかつ
10.隣
11.Youth love
12.ナイトイーター
13.TWICE
14.ふたりぼっち
15.夢で逢えたら
16.ロマンスでした
17.蝶つがい
EN1.MENOU
EN2.ピアス
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像