2023/11/10
ビリー・ジョエルの出世作『ピアノ・マン』の50周年と、来年1月に開催される16年ぶりの来日を記念して、日本独自企画の特別なライブ盤がリリースされることが明らかになった。
『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years -Japan Edition-』と銘打たれた今作は、ビリーの半世紀に及ぶキャリアを各年代の名演で一望できる作品。これまでデジタル配信のみのリリースだった『Live Through The Years』をベースにしつつ、1970年代~2000年代の4つの年代から、ヒット曲・代表曲・隠れた名曲の名演の数々(世界初CD化音源や過去の貴重な限定盤に収録されていたもの)を厳選して大幅に追加収録し、最新マスタリングを施した2枚組となっている。
コロムビア・レコードとの契約のきっかけになった米フィラデルフィアWMMR FMでの 「キャプテン・ジャック」(1972年4月録音)に始まり、世界初CD化となるコネティカットでの 「ニューヨークの想い」(1976年12月録音)、最初のキャリア絶頂期の地元凱旋コンサートとなったロングアイランドでの「素顔のままで」(1977年12月録音)のほか、今年11月3日に輸入盤のみでリリースされたばかりのアナログ盤BOXセット『The Vinyl Collection Vol.2』(11LP)の目玉盤となっている 『Live From Long Island』より、「ストレンジャー」、「アレンタウン」、「プレッシャー」(3曲とも世界初CD化:1982年12月録音)を収めている。
また、ビリーの80年代後半のキャリアを象徴するモスクワ/レニングラード公演から、「ロンゲスト・タイム」、「アップタウン・ガール」(1987年7月・8月録音)、90年代からは 『リヴァー・オブ・ドリームス』ツアーよりアルバム表題曲の他、「ノー・マンズ・ランド」、「見えないのは真実」、「ウィーン」、「イタリアン・レストランで」などをすべて世界初/日本初CD化で収録。
00年代からは、2001年9月に起きたアメリカ同時多発テロ直後の10月に開催されたチャリティ・イベント【コンサート・フォー・ニューヨーク・シティ】での 「マイアミ2017」の名演が聴ける。曲終わりのMCでビリーは 「私は25年前にこの曲を作った。この曲はこのまま空想の歌になっていくのだろうと思っていたのに、まさか現実のことになろうとは。しかしこの曲の結末とは違い、我々はどこにも逃げたりしない!」と表明し、大喝采を浴びた。
『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years -Japan Edition-』は、2023年12月20日に発売され、同日にデジタル配信が開始する。
なお、『ピアノ・マン』50周年を記念して、「ピアノ・マン」、「オネスティ」、「素顔のままで」、「アップタウン・ガール」4曲の日本語字幕入りMVも公開中だ。
◎リリース情報
アルバム『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years -Japan Edition-』
2023/12/20 RELEASE
SICP31669-31770 3,000円(tax incl.)
◎公演情報
【ONE NIGHT ONLY IN JAPAN
BILLY JOEL IN CONCERT】
2024年1月24日(水)東京・東京ドーム
INFO:ウドー音楽事務所
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