サブリナ・カーペンターが、不快な男性たちに軽快に死をもたらす「Feather」のミュージック・ビデオをハロウィンに公開した。

　ハロウィンにぴったりの血まみれなMVで、24歳のサブリナはヘッドフォンで音楽を聴いたり、ウェイトリフティングをしたり、エレベーターに乗るなど日常生活を送っている。そんな中、彼女に対して性的な言葉をかけたり、マンスプレイニングしたり、不適切な写真を撮る男性たちに次々と天罰が下り、死んでいく様子が捉えられている。道端で彼女に性的な言葉をかけた男たちはトラックに轢かれ、フィットネスについての知識をひけらかす男たちは互いに死闘を繰り広げ、わいせつな写真を撮影した男性は、サブリナによってネクタイをエレベーターのドアに挟まれたことで血だらけになり殺害されている。

　サブリナは、「あなたがいなくなって、羽のように気持ちが軽くなった」と、男性たちの葬式が執り行われていると思われる教会を嬉しそうに歩きながら歌っている。

　「Feather」は、「Nonsense」「Because I Liked a Boy」「Fast Times」「Skinny Dipping」に続く、2022年7月にリリースされたサブリナのアルバム『イーメイルズ・アイ・キャント・センド』からのミュージック・ビデオとなる。今作は発米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場23位を記録し、彼女にとって最高位をマークした。

　リリースから数か月後の今年1月に、サブリナにとって自身2曲目の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”入りを果たした「Nonsense」と同様、「Feather」も今年に入りアルバムのファン人気曲として注目を集め始めた。彼女は、新しいミュージック・ビデオの公開に先立ち、インスタグラム・ストーリーズでこのことに触れ、「みんなが“Feather”にたくさんの愛を注いでくれたので、ビデオを作らなければならなかった」と説明していた。

　今回のMVは、「Feather」とテイラー・スウィフトの「I Knew You Were Trouble」のカバーを収録した『Spotify Singles』が配信された約2週間後に解禁された。この時テイラーは、自身の【The Eras Tour】のオープニング・アクトの一人であるサブリナのカバーを称賛していた。