2010/10/06
自らのシングル曲「SOMETIMES I CRY」をラッパーのLIL WAYNEが獄中で気に入ってよく聴いていると知った時、R&Bの大物シンガーERIC BENETは非常に仰天したそうだ。そしてBillboard.comのインタビューの中で、BENETは「最高さ。まさに最大級の賛辞だね。獄中で人生についてじっくりと考えながら、彼は僕の曲に耳を傾けてくれているわけだ。それって、ものすごく意味のあることだと思う」と語っている。
先週、WAYNEは自身のブログ・サイトhisweezythanxyou.comに投稿した獄中からの最新メールの中で、“俺が聴いているのは、スロー・ジャムかESPNのスポーツ中継だけだが、特にERIC BENETの「SOMETIMES I CRY」という新曲はオススメだ。もし聴いたことがなければ、是非とも今やっていることを中断して耳を傾けてみてほしい。この曲は、MAXWELLの「WOMAN'S WORTH」以来の最高の作品だと思うし、大人にピッタリの1曲だ。俺はラジオに耳を傾け、この曲が流れてくるのを1日中じっと待ってるのさ”と書き記していた。
この「SOMETIMES I CRY」は大切な誰かを失って悔いる気持ちを歌った曲で、現在HOT ADULT R&B AIRPLAY CHARTでは5位に付けている。BENET自身も初めて曲を聴いた時は特別な感覚を覚えたそうで、「スタジオで曲を作っている時に、いい曲が書けた時の僕のバロメーターでもある“鳥肌”が立ったんだ。この曲なら、すぐにでもファンに聴かせられる作品だって思ったよ」とコメントしている。
また、WAYNEがこの曲を気に入ってくれたのであれば、間もなくリリースされる最新アルバム『LOST IN TIME』の他の曲も彼のお気に入りになるはずだとBENETは語っている。たとえばFAITH EVANSをフィーチャーした「FEEL GOOD」などは、「70年代後半の、ローラスケート風の気分の良くなる曲」だという。他にもO'JAYSのEDDIE LEVERTが書いた「PAID」や、BENETの18歳になる娘INDIAがヴォーカルを取った「SUMMER LOVE」、そして「SOMETIMES I CRY」とは対極をなす「NEVER WITHOUT YOU」など、様々な曲がアルバムには収録されているそうだ。
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