2023年11月に単独来日公演を行うヤングブラッドが、ニュー・シングル「ヘイテッド」をリリースした。

　ヤングブラッドがこれまで発表した曲の中で最も詩的でパーソナルな作品で、歌詞そのものが、この曲の意味を最も的確かつ生々しく表現している。

　ヤングブラッドは自身のSNSにて「僕が7歳の時当時の担当医者に痴漢をされたことがあるんだ。これまで誰にも話したことがなかったよ。でもこの曲を作り始めた時にプロデューサーに初めて打ち明けたんだ。優しさとか思いやりとはかけ離れた、僕にとって1番パーソナルな曲だよ。これは叫びでもあり、魂の吐露なんだ」と同曲についてコメントしている。

　ミュージック・ビデオには、暗い部屋に1人で座るヤングブラッドの姿が映っており、曲が進むと共に血液を彷彿させる黒い液体を吐きながら時には地面に叩きつけられながらも歌い続けている。歌詞の中にも実際に起こった性的被害のことが綴られている。炎も上がりぐちゃぐちゃになりながらもその強い眼差しが確固たる自信と努力でロックスターとしてここまでに至った背景が伺えるような映像と楽曲となっている。

　なお、ヤングブラッドは、10月31日に兵庫、11月1日に愛知、11月3日に東京で、ブリング・ミー・ザ・ホライゾンがキュレートする新フェス【NEX_FEST】に出演することが決定している。11月6日には単独来日公演も開催される。

◎リリース情報
シングル「ヘイテッド」
配信中