2023/08/09
自分の名前を冠したヒット曲を書いたアーティストが同じフェスティバルに出演していたら、そのアーティストを自分のステージに招待するのは当然の成り行きかもしれない。現地時間2023年8月5日にカナダ・モントリオールで開催された【オシアガ・フェスティバル】の異なるステージに出演したビリー・アイリッシュと「ビリー・アイリッシュ」がバイラル・ヒットしたラッパー、アルマーニ・ホワイトによる夢の共演が実現した。
来場者がその瞬間を捉えた動画によると、ビリーはMCで、「あの“グロック・タックド、ビッグ・Tシャツ、ビリー・アイリッシュ”っていう曲知ってる?」と自身のヘッドライナー・セットで笑いながら観客に問いかけている。
その直後に楽曲のイントロがかかり、ホワイト本人がステージに登場すると大きな歓声が沸き起こった。米フィラデルフィア出身のMCであるホワイトは、TikTokで拡散された自身のヒット曲を飛び跳ねながら披露し、ビリーは彼の楽曲の歌詞に登場する自身のトレードマークでもある特大のTシャツを引っ張って見せたりしながら楽しそうにジャンプし、アドリブを交えながらパフォーマンスを盛り上げた。
ホワイト自身も共演が信じられなかったようで、その数時間後に、「ビリー・アイリッシュが(ステージに)出してくれたよ!オーマイファッキンゴッド」と全て大文字でツイートし、その翌日に、「あんなにたくさんの人の叫び声を聞いたのは初めてだわハハハ、ビリー・アイリッシュは軍隊を持っている!」と付け加えた。
ビリーは過去にもホワイトの楽曲に言及したことはあったが、彼がライブで披露した際に同じ場所にいたのは初めてだった。デフ・ジャム所属ラッパーによる「ビリー・アイリッシュ」は、2022年9月に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で99位に初登場した。ネプチューンズがプロデュースした、N.O.R.E.による2002年の「Nothin’」をサンプリングしているこの曲は、2022年2月に16秒のクリップがインスタグラムとTikTokにアップロードされたことで大ブームになった。
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